第5回IPEF交渉官会合、サプライチェーン協定の次のステップ協議
(米国、日本、インド、ニュージーランド、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、フィジー)
ニューヨーク発
2023年09月19日
米国の通商代表部(USTR)と商務省は9月18日、タイ・バンコクで9月10~16日に開催されたインド太平洋経済枠組み(IPEF)の第5回交渉官会合の閉幕を受け、共同声明を発表した。第5回交渉官会合には前回までと同様、米国からUSTRのサラ・エラーマン通商代表補(東南アジア・太平洋担当)兼首席交渉官と商務省のシャロン・ヤン顧問兼首席交渉官が率いる代表団が参加した。
共同声明によると、IPEF参加国は7月に開催された第4回交渉官会合(関連ブラック ジャック やり方)で行った議論に基づいて、貿易、クリーン経済、公正な経済の3分野で高水準の成果を出すために交渉を続けた(注)。5月の閣僚会合で実質妥結に至ったIPEFサプライチェーン協定(米商務省、IPEFサプライチェーン協定の実質妥結を発表、ブラック)に関しては、次のステップを協議した。商務省は9月7日、交渉の透明性を確保する目的で、IPEFサプライチェーン協定の署名前に協定文を公開している()。
米国政府は今後もIPEF参加国に関与し続け、2023年中に追加の交渉官会合に参加する予定だ。USTRの発表によると、サラ・ビアンキ次席代表が9月18~21日に日本を訪問し、日本政府とIPEFや現在行われている2国間の緊密な協力分野について議論する見通しだ。
(注)IPEFは(1)貿易、(2)サプライチェーン、(3)クリーン経済、(4)公正な経済の4本柱で協議が行われている。
(甲斐野裕之)
(米国、日本、インド、ニュージーランド、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、フィジー)
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