米運輸省が新たな燃費規制案を発表、2032年モデルのCAFE基準は1ガロン当たり58ブラック クイーン ブラック ジャックルに
(米国)
ニューヨーク発
2023年08月01日
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7月28日、2027年から2032年モデルの乗用車および小型トラック、2030年から2035年モデルの大型ピックアップトラックおよびバン(HDPUV、注1)について、新たな企業別平均燃費基準(CAFE)値を含む規制案を発表した。
CAFE規制案は、乗用車と小型トラックの2032年モデルの燃費基準値について、1ガロン当たり57.8ブラック クイーン ブラック ジャックル(57.8mpg)(1ガロン=約3.8リットル、1ブラック クイーン ブラック ジャックル=約1.6キロ)と定めた(添付資料表1参照)。乗用車は1年ごとに約2%、小型トラックは約4%の改善が求められる。HDPUVの燃費基準値は、2035年モデルで100ブラック クイーン ブラック ジャックル当たり2.638ガロン(注2、添付資料表2参照)と定められた。
NHTSAは、新たな燃費基準を達成することで、乗用車と小型トラックの場合、2032年モデルの耐用年数における燃料費が、平均で1台当たり約1,043ドル削減されると見積もっている。またNHTSAは、規則案が最終決定された場合、2050年までに880億ガロン以上のガソリンを節約でき、車両2億3,300万台以上の排出分に相当する9億トン以上の二酸化炭素(CO2)を削減できると試算している。
NHTSAは、今回のCAFE規制案は、2032年までに2026年比56%の削減を要求する環境保護庁(EPA)の排ガス規制案「2027年モデル以降のライトビークル(LDV)と中型車(MDV)に対する複数の汚染物質排出基準」を補完するとともに、同規則案に整合的だと捉えている(関連ブラック ジャック トランプ)。ただし、この排ガス規制案に関しては、自動車業界団体や自動車メーカーが見直しを求めており(関連ブラック ジャック 勝ち)、今回のCAFE規則案にも厳しい意見が寄せられると予想される。
NHTSAは官報掲載後60日間、連邦政府ホームページでパブリックコメントを募集する(ドケット番号:NHTSA-2023-0022)。また、公聴会がパブリックコメント募集期間中に、オンラインで開催される予定だ。詳細は、追って官報で告知される。
(注1)車両総重量が8,501 ポンド以上、1万4,000ポンド以下の車両。
(注2)HDPUVの燃費基準は、直接消費される燃料を測定して得られた、100ブラック クイーン ブラック ジャックル当たりのガロン数を用いる。
(大原典子)
(米国)
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