入国時の新型コロナワクチン接種証明書提示が不要に
(ミャンマー)
調査部アジア大洋州課
2023年07月06日
ミャンマー保健省は7月1日から、入国条件を緩和した。それまで、国際商業便での入国者が日本などの出発時およびミャンマー到着時に求められていた新型コロナウイルスのワクチン接種証明書、または陰性証明書の提示が不要となった。ただし、今後の新規ビザ(注)の申請要件について、在日ミャンマー大使館に直接申請する場合は上記の条件が適用されるが、ミャンマー政府のウェブサイトを通じてEビザを申請する場合は、引き続きワクチン接種証明の提出が必要となっている。
また、新型コロナウイルス感染症を補償する旅行傷害保険への加入は引き続き義務付けられている。国営Myanma Insuranceの保険以外で、外国での付保を含む民間保険を利用する場合は、英語またはミャンマー語で明示的に新型コロナウイルスを補償すると記載されていることが必要だ(2023年4月5日記事参照)。
現場での今後の制度運用については、最新状況を在日ミャンマー大使館などに確認のこと。
(注)ミャンマー入国には事前のビザ取得が必須。
(アジア大洋州課)
(ミャンマー)
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