ムハンマドUAE大統領がトルコ訪問

アラブ首長国連邦（UAE）のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は6月10日、トルコを訪問し、レジェップ・タイップ・エルドアン大統領と会談した。UAEの「ナショナル」紙（6月10日付）をはじめ、両国メディアが報じている。

エルドアン大統領は5月28日に行われた大統領選の決選投票で勝利しており（）、エルドアン大統領の就任から2週間足らずでのムハンマド大統領のトルコ訪問は、昨今の2国間関係を強調するねらいがあるとみられる。

両国は2023年3月に包括的経済連携協定（CEPA）に署名している（関連実写 版 ブラック ジャック）。UAEの現地報道では、今回のトルコ訪問でも、首脳会談でCEPAを軸にした経済的な関係強化を進めることが言及されたとしている。さらに、UAE国営エミレーツ通信は「両国の協力関係が中東地域の繁栄と平和、安定を促進する」と評している。

（山村千晴）