Plus W、ブラック ジャック ディーラー ルールU締結
(パキスタン、日本)
カラチ発
2023年05月31日
グローバル人材紹介・派遣や国内副業人材支援を行うPlus W(本社:東京都渋谷区、櫻井稚子代表取締役社長)は5月23日、パキスタン北部ギルギット・バルチスタン(GB)地域政府と、IT人材の日本での活躍推進に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。同社は今後、同地域のIT人材と日本企業とのマッチングや、ITワークショップ、日本語・文化習得プログラム提供、日本文化啓発イベント開催を通じて、IT人材が不足する日本への高度IT人材の派遣を目指す。
GB地域はパキスタン北部の山岳地帯に位置し、フンザなどの景勝地に恵まれた観光産業で栄える土地だが、情報格差などにより大都市と比べて就労環境が劣っているなどの問題を抱える。そこで近年、地元政府はIT施策に注力し、国内理工系トップ大学の国立科学技術大学(NUST)と連携して、青少年能力開発プログラムを開始。人工知能(AI)、データサイエンス、ブロックチェーンなどの先端IT技術を学ぶ機会を提供している。域内にはソフトウエア・テクノロジー・パークがあり、オフィス設備、無料ネット環境、コワーキングスペースを提供する。同地域には現在約3,500人のエンジニアがおり、今後増加することが見込まれている。同社はパキスタン政府投資庁(BOI)から成長性の高いGB地域を紹介された。
MOUは、GB地域政府情報省次官のザミール・アッバス氏と、Plus Wブラック ジャック ディーラー ルール事業部シニアマネジャーの林完伍氏がイスラマバードで5月5日に署名した。チョードリー・サリク・フセイン連邦BOI大臣はMOU締結について、「この取り組みは、地方の優秀なITエンジニアや学生が日本企業で働く絶好の機会となり、両国の発展につながる」とコメントし、期待を示した。
Plus Wは2020年に東京で創業、国内で副業のマッチングサービスなどを開始。ブラック ジャック ディーラー ルール事業では、IT人材が豊富なパキスタンに注目し、2022年5月にイスラマバードにあるNUST内に同大学と共同で日本パキスタン人材交流センター(略称:ジャパンセンター、林完伍センター長)を設立して、IT人材の日本企業への紹介・派遣などを開始した(2022年3月24日記事参照)。
(山口和紀)
(パキスタン、日本)
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