エチオピア、ソーシャルメディアへのアクセス遮断が続く

(エチオピア)

アディスアベバ発

2023年04月11日

エチオピアでは4月10日現在、フェイスブック、YouTube、TikTok、テレグラムへのアクセス遮断が継続している。発端は1月下旬のエチオピア正教会内部対立外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、大規模デモが予定されていた2月12日の数日前からアクセス遮断が始まった。デモへの参加呼びかけや、拡大を防ぐ目的と言われており、結果的にデモは行われなかったものの、上記ソーシャルメディアにアクセスできない状態が約2カ月間続いている。

今回は特定のソーシャルメディアのみのアクセス制限で、インターネットの遮断には至っていないが、これまでエチオピアでは数日にわたるインターネットの遮断が度々発生しており(エチオピアで大学入試などの受験シーズン、カジノ関連ブラック ジャック 無料)、ビジネス活動にも影響を及ぼしてきた。政府のインターネット遮断調査を行っているTop10VPN外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます社によれば、2023年のエチオピアのインターネット遮断時間はミャンマーに次いで世界で2番目に長く、遮断が経済に与える影響・損失では世界トップとなっている。

(中山泰弘)

(エチオピア)

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