ブラック ジャック 無料 ゲームが首位

(アラブ首長国連邦、エジプト、中東)

ドバイ発

2023年02月16日

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本拠を置くマグニット(MAGNiTT)が1月に発表した「2023年新興ベンチャー市場投資レポート外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」によると、2022年の中東・北アフリカ(MENA)地域におけるスタートアップへの投資件数は、国別でエジプトが160件となり、前年1位のUAEを抜いて同地域で初めて(注)首位となった。

MENA地域内の投資件数を国ごとにみると、上位5カ国はエジプトに続いてUAEが153件、サウジアラビアが144件、カタールが45件、チュニジアが30件だった。投資件数に関しては、これまでUAEが首位を保ってきたが、ついにエジプトが追い抜いた格好だ。

MENA地域全体の投資総額は、前年比約10%増加の約31億ドルで過去最高となった(ブラック ジャック トランプ)。国ごとの投資総額については、UAEが11億9,000万ドルで首位を守った。次いでサウジアラビアが9億8,700万ドル、エジプトが5億9,500万ドル、アルジェリアが1億5,100万ドル、バーレーンが1億3,300万ドルとなっている。注目すべきはサウジアラビアで、前年の5億7,500万ドルから72%増加した。1億ドルを超える「メガ・ディール」が3件成立し、総額を押し上げたのが最大の要因だ。

MENA地域の「ビッグ3」は引き続きUAE、サウジアラビア、エジプトであることに変わりはないが、これまでUAEが2国を引き離していた状況が一変した。投資件数はUAEをエジプトが逆転、投資金額はUAEにサウジアラビアが肉薄している状況だ。

エジプトでは、MENA域内で最も多い投資件数を誇るFlat6Labsなどを代表例として、アクセラレーターや地場のベンチャーキャピタル(VC)が以前からアクティブに投資活動を行っているが、近年注目すべきは、日本のVCも存在感を示している点だ。ケップル・アフリカ・ベンチャーズ、AAIC、サムライ・インキュベートが、既にエジプトのスタートアップに投資を行っている代表例だ。特に、ケップルは2021年から複数社に投資をしている(関連トランプ ゲーム ブラック9月30日記事参照)。2022年8月には、北アフリカに特化したファンドを運用するサニー・サイド・ベンチャー・パートナーズもエジプトへの投資を開始した(2022年9月1日記事参照)。

(注)マグニットが調査レポート作成を開始した2018年以降で初めて。

(山村千晴)

(アラブ首長国連邦、エジプト、中東)

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