米12月の非農業部門雇用者数は22万3,ブラック ジャック コツ、失業率は3.5%に低下、平均時給の伸び鈍化

(米国)

ニューヨーク発

2023年01月10日

米国労働省が1月6日に発表した12月の非農業部門雇用者数は前月から22万3,ブラック ジャック コツPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)と、市場予想の20万人増を上回った。また、就業者数が前月から71万7,ブラック ジャック コツ加し、失業者数が前月から27万8,000人減少した結果、失業率は前月から0.1ポイント低下の3.5%(市場予想は3.7%)だった(添付資料図参照)。

失業者のうち、一時解雇の失業者は前月(80万6,000人)より8,ブラック ジャック コツの81万4,000人、恒常的失業者は前月(135万1,000人)より1万2,000人減の133万9,000人だった。

労働参加率(注)は、生産年齢人口が前月から13万6,ブラック ジャック コツ加し、労働力人口が前月から43万9,ブラック ジャック コツ加した結果、前月から0.1ポイント上昇の62.3%だった。

平均時給は速報値32.82ドル(前月:32.73ドル)で、前月比0.3%増(前月:0.4%増)、前年同月比4.6%増(前月:4.8%増)と、前月比、前年同月比ともに鈍化した(添付資料表1参照)。

12月の雇用者数の前月差22万3,ブラック ジャック コツの内訳をみると、民間部門は22万人増、そのうち財部門が4万人増、主な業種として建設業は2万8,ブラック ジャック コツ、製造業は8,ブラック ジャック コツだった。サービス部門は18万人増で、教育・医療サービス業7万8,ブラック ジャック コツ、娯楽接客業6万7,ブラック ジャック コツの2業種が増加を牽引した。一方で、対事業所サービス業は11月に8,000人減、12月に6,000人減で、2カ月連続の減少、2022年第3四半期(7~9月)から雇用者数が減少していた小売業と運輸倉庫業はそれぞれ9,ブラック ジャック コツ、5,ブラック ジャック コツだった。政府部門は3,ブラック ジャック コツだった。(添付資料表2参照)。

12月の人種別失業率では、白人3.0%(前月3.3%)、アジア系2.4%(前月2.6%)、ヒスパニック・ラテン系4.1%(前月4.0%)、黒人5.7%(前月5.7%)だった。

米国では、アマゾンやツイッター、メタなどのテック業界を中心に、大規模な人員削減の動きが目立つ中(関連ブラック ジャック 無料11月21日記事参照)、12月の雇用統計は引き続き堅調だった。全体の求人件数は1,000万件超あるのに対して、失業者数は600万人と、全体で見るとまだまだ労働需要が供給を上回っていることに加え、テック業界の人材は比較的雇用流動性が高く、短期に再就職できている可能性が考えられる。実際、就職情報会社ジップ・リクルーターによると、テック企業を解雇された技術者の約4割が1カ月未満で新しい仕事に就けたとしている(「ウォールストリート・ジャーナル」紙電子版12月27日)。

(注)労働参加率は、生産年齢人口(16歳以上の人口)に占める労働力人口(就業者+失業者)の割合。

(宮野慶太)

(米国)

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