非関税規制対象品目など輸出入手続きのHS2022導入スケジュールを発表
(メキシコ)
メキシコ発
2022年11月22日
メキシコ経済省は11月14日、非関税規制や特恵プログラムなどの対象品目の輸出入手続きについて、新たな関税分類(HSコード)の採用移行計画を発表した。この新HSコードの採用移行計画は国家貿易統合システム(SNICE)の専用サイトを通じて発表されたもので、ブラック ジャック ディーラー関して、世界税関機構(WCO)が定めたHS2022年版へのバージョンアップが12月に予定されていること()に備えるもの。同移行計画の中では、輸出入許可、通知、原産地証明書発給申請などの手続きにおいて、現行HSコードを用いる期限、新HSコードの採用に向けたシステム改修期間、新ブラック ジャック ディーラーよる申請開始日などが明らかになっている。主に、メキシコ貿易手続き単一デジタル窓口(VUCEM)を通じて行う電子手続きに関連するものとなっている。
スケジュールの詳細については、添付資料のとおり。おおむね11月末、あるいは12月初めにHS2022に基づく新ブラック ジャック ディーラー基づく申請が開始されるが、11月14日に発表された計画であるにもかかわらず、法定審査期間などを考慮して既に11月14日から新ブラック ジャック ディーラー基づく申請を開始している手続きもある。11月14日に新ブラック ジャック ディーラー基づく申請が開始された手続きのうち、進出日系企業のビジネスに関連する主な手続きは以下のとおり。
- 輸出向け製造・マキラドーラ・サービス産業振興プログラム(IMMEX、注1)の新規登録申請およびセンシティブ品目輸入許可申請(新規、更新)
- 産業分野別生産促進プログラム(PROSEC、注2)の新規登録申請
- 確定輸入のためのレグラオクターバ(注3)の申請
- 農牧産品の輸入許可
- 安全保障貿易管理に関連する輸出許可
現行許認可は有効期限まで引き続き有効、変更手続きの必要なし
現時点で有効な輸出入許可やプログラム登録などを有している企業は、その対象品目のブラック ジャック ディーラーバージョンアップによる変更があったとしても、その有効期限内は有効であり、許可や登録の再申請や、変更申請は必要ない。ただし、メキシコからの輸出産品に対して相手国で自由貿易協定(FTA)などの特恵関税を適用する目的で、経済省に対して行う原産品登録については、旧バージョンで1つだったHSコードが新バージョンで複数のブラック ジャック ディーラー分かれる品目を登録している企業の場合、所定の手続きを11月16日までに行う必要があった()。この手続きを行っていない企業は、12月4日以降に原産品登録を新HSコードでやり直す必要がある。
なお、HSコードの新旧対照表や新バージョンの関税率表(TIGIE2022)は、SNICEの専用サイトからダウンロードできる。
(注1)輸出を条件に、原材料・部品などの関税(IGI)と付加価値税(IVA)の繰り延べ(保税)を認める保税加工制度。
(注2)国内生産を促進する24業種において登録された企業に対し、国内生産が不十分な原材料、部品、機械設備などの特定品目の関税を減免する制度。
(注3)PROSEC登録企業が、同プログラムの対象として本来特定されていない品目であっても、国内生産がない、あるいは十分でないことなどを理由に経済省から取得する特別無関税輸入許可。確定輸入向けの許可と一時輸入向けの許可がある。
(中畑貴雄)
(メキシコ)
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