エチオピアへの入国、到着時の新型コロナ関連書類確認の対応に差

(エチオピア、日本)

アディスアベバ発

2022年04月28日

エチオピアは4月1日から新型コロナウイルス感染症対策を変更しており、入国後の自主隔離は所定の条件を満たせば不要だ(関連ブラック ジャック トランプ)。

ジェトロは、4月以降にエチオピアへ入国した渡航者4件(それぞれ日付が異なる)の事例をまとめたところ、日本からの出発では空港の搭乗手続きカウンターで必要書類の確認があるものの、ブラック ジャック ストラテジー確認があったり、なかったりと、対応に差があることがわかった。当地の状況をまとめると以下のとおり。

1.エチオピアに出発する前に準備すべき書類・手続きなど

エチオピアへの出発前72時間(3日)以内に受検したRT-PCR検査の陰性証明か、エチオピア到着前24時間以内の抗原検査(Antigen-based RDT)の陰性証明、もしくは、新型コロナウイルス感染症からの治癒証明(90日以内)か、ワクチン接種証明(接種から2週間以上の経過を示すもの)が必要。これらは日本の空港で搭乗手続きをする際に地上係員が確認する。エチオピアは、アフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)が進めるTT電子認証()を導入しており、明示的な利用停止は公表されていないもようだが、少なくともジェトロが確認した4件の事例では、TT電子認証画面を確認される事例はなかった。

2.入国手続きの手順

ブラック ジャック ストラテジー、入国審査手続き前に白衣の検疫係官が立っており、必要書類の確認をするのが通常だ。しかし、現在、成田発のエチオピア航空が韓国を経由せずにアディスアベバに直行する便となっていることから、到着時間が早朝の午前5時前後となることも多く、係官がいない場合もある。その場合、入国審査で求められれば、書類を提示する。

3.入国後の必要手続き・行動制限

入国後の行動には特に制限がないものの、会議でのマスク着用が規定されている。実態は、エチオピア人をはじめとして、多くがマスクを着用していない。

4.その他留意事項

エチオピア航空は、アディスアベバを中継点とする乗り継ぎ客の利用が多い。最終目的地がエチオピア以外の場合、最終目的地の規則に基づいた対応が必要となる。

(注)日本のワクチン接種証明書(英文併記)は有効。

(関隆夫)

(エチオピア、日本)

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