ハイテク技術見本市「CES 2022」でスタートアップが活況、J-STARTUP勢も大きくアピール

(米国)

ニューヨーク発

2022年01月14日

米国最大のハイテク技術見本市である「CES 2022」(1月3~7日開催、関連ブラック ジャック1月14日記事参照)がネバダ州ラスベガスで開催された。その中で、スタートアップが集まった会場では、他の会場と比べて小さいものが多く、国ごとに場所がまとめられていた。一方で、フランスや韓国のブースはスペースが広く、大々的にプレゼンしているブースにより多くの人が集まった。日本のスタートアップは、ブラック ジャック ストラテジー後援の「J-STARTUPブース」として数十社が出展。中でも、空飛ぶ車を出展したスカイドライブ(本社:東京都新宿区)では、展示車に試乗できるということもあり、多くの人の注目を集めた。現場で訪問者への説明に当たっていた大石梨紗氏は「1日平均で240人程度が見に来てくれており、FOXビジネスなどのメディアからもインタビューを受けた。CES参加は今回で3回目だが、自社を海外に広くアピールできる絶好のチャンス」と語った。

写真 スカイドライブのブースの様子。ブース前には常に人だかりができていた(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

スカイドライブのブースの様子。ブース前には常に人だかりができていた(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

写真 試乗サービスの様子。訪問者は皆自身の試乗の様子の写真を撮って、満足した様子だった(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

試乗サービスの様子。訪問者は皆自身の試乗の様子の写真を撮って、満足した様子だった(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

また、治療を嫌がる小児患者を模した臨床用ロボットを出展したテムザック(本社:福岡県宗像市)も、そのリアルな反応から、多くの人の注目を集めた。製品の説明をしていれた松尾潤二総務部長は「訪問者の興味は高く、反応は上々。AFP通信やウォールストリート・ジャーナル紙からインタビューを受け、自社製品をアピールすることができた」と話した。

写真 小児型ロボット「ペディアロイド」。顔を振る。足を曲げるといった、治療を嫌がる小児患者の反応をリアルに再現(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

小児型ロボット「ペディアロイド」。顔を振る。足を曲げるといった、治療を嫌がる小児患者の反応をリアルに再現(ブラック ジャック ストラテジー撮影)

(宮野慶太)

(米国)

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