2021年の新車登録台数、前年比26％増

1月14日に発表されたギリシャ統計局のデータによると、2021年の乗用車の新規登録台数は16万6,574台（新車10万274台、中古車6万6,300台）を記録した。前年の13万6,015台（新車7万9,597台、中古車5万6,418台）に比較し、新車は26.0％増、中古車も17.5％増となり、全体では22.5％の増加となった。メーカー別に乗用車の新車販売台数をみると、日系のトヨタ自動車が13.1％（1万3,175台）を占めて2021年も首位を保持、次いで、フランスのプジョーが10.1％、3位は韓国の現代自動車8.8％だった。

トラックの新車販売台数では、トヨタ自動車のシェアが13.0％（販売台数1,383台）と報告されており、1位のフォード・モーター（15.3％）に次いで2位になった。

オートバイ（50cc超）については、2021年の新規登録台数は4万8,812台（新車4万4,437台、中古車4,375台）で、2020年の3万8,568台（新車3万5,464台、中古車3,104台）に比べ26.6％増加し（新車25.3％増、中古車40.9％増）、2019年から2020年の7.6％減から顕著な回復を示した。メーカー別にオートバイの新車販売台数をみると、6,108台を販売したホンダが13.7％で、SYM（21.7％）、ピアッジオ（17.2％）に次ぐ3位、10.5％のヤマハは4位だった。

補助金プログラムでEV登録台数が急増

ギリシャ政府は環境負荷低減のために2020年8月から電気自動車（EV）購入に補助金プログラムを実施してきたが（関連ブラック ジャック トランプ）、2021年12月31日で申請受け付けを終了した。

2021年10月24日のインフラ・運輸省ミハリス・パパドプロス副大臣の発表によると、上記プログラムが開始された2020年9月以降、EVの登録が急増し、2020年は1,177台、2021年1～9月は2,261台のEV（ハイブリッド車は除く）が登録された。

（井上友里）