商業省、輸入ライセンスが必要となる826品目を公表
(ミャンマー)
アジア大洋州課
2022年01月31日
ミャンマー商業省は1月25日付で、新たに輸入ライセンスが必要な826品目(注)を公表した。これらの品目には、一部の食品、一部の半製品と消費財、木製パルプ、シルク糸、綿糸、カーペットなどの床材、綿素材、ガラス製品、オートバイや自動車のスペアパーツなどが含まれ、3月1日から適用される。今後も、品目が追加されて公表されるようだ。
商業省は2021年11月9日付で新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ景気低迷から脱却し、輸出入を体系化、輸入による外貨の流出を抑制する目的で、新たに輸入ライセンスが必要な3,070品目を公表している(関連ブラック ジャック web)。輸入ライセンスが必要な品目数は、2020年の通達に基づく3,931品目、2021年11月の3,070品目、そして今回の826品目が加わり合計で7,827品目となった。
商業省は2021年に入り、タイからの陸送による各種飲料やインスタントコーヒー、せっけん、歯磨き粉なおの暫定的輸入禁止措置(2021年4月28日記事、6月9日記事参照)、乗用車の輸入ライセンス発行と新車販売店のライセンス発行を一時的に停止する措置(関連オンライン ブラック ジャック)など、外貨流出の抑制や国内の中小企業を保護する施策を講じている。
(注)同文書はミャンマー語だが、品目リストは英語でも記載されている(8ページ以降)。
(アジア大洋州課)
(ミャンマー)
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