入国条件満たせば、11月1日から全ての外国人の入国を許可

(ウルグアイ)

ブエノスアイレス発

2021年10月26日

ウルグアイのレモ・モンセグリオ観光相臨時代理は10月21日、11月1日から入国条件を満たす全ての外国人の入国を許可すると発表した。

入国条件は以下のとおり。これまで実施されていた強制隔離措置は撤廃される。なお、ウルグアイ政府は9月1日以降、PCR検査の陰性証明書を提出することを条件に、国内に不動産を所有する外国人に限り入国を許可していた(2021年8月24日記事参照)が、11月1日以降は以下の条件を満たせば、全ての外国人の入国が許可される。

  • 入国前に、入国者のブラック ジャック 勝率を含むオンライン宣誓供述を行う。
  • 入国の14日前までに最低2度のワクチン接種を完了した証明書を、入国時に提出する。
  • 出国前72時間以内にPCR検査を受け、陰性証明書を提出する。
  • 入国7日目にPCR検査を受ける。

ウルグアイ国家緊急システム(SINAE)によると、10月23日時点の新規感染者数は139人で、7月末から1日当たりの新規感染者が200人を下回る日が続いている。累計感染者数は39万2,029人、累計死者数は6,071人。新型コロナウイルス感染による全国の集中治療室(ICU)占有率は2.3%となっている。国内全土の新型コロナワクチンの2回目接種率は73.74%に達しており、さらに約118万人が既に3回目を接種している。

ウルグアイ政府は、12月17日からアルゼンチンの格安航空会社フライボンディが、ブエノスアイレスと南米の避暑地として有名なプンタ・デル・エステをつなぐ便を週4回運航すると発表した。また、南米の格安航空会社ジェットスマートは2022年2月から、チリのサンティアゴから首都モンテビデオへの便を運航する予定だとした。夏の観光シーズンを控えて、観光客の受け入れに向けた準備が進んでいる。

(山木シルビア)

(ウルグアイ)

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