成都高新区、アニメなど文化クリエーティブ産業の日中協力モデル区を建設
(中国、日本)
成都発
2020年12月08日
成都高新区管理委員会は、成都市政府が11月19日に成都で開催したプロモーションイベント(オンライン カジノ ブラック ジャック)の中で、同区で建設を進めている「中日(成都)地方発展協力モデル区」の計画を明らかにした。
モデル区は、成都市を含む中国6都市に設置される日中の協力モデル区の1つで、中国国家発展改革委員会が2020年4月に批准した。成都では、アニメやゲームなどの文化クリエーティブ産業が、日中の協力分野に指定されており、高新区に設置されることになっている。成都高新区管理委員会の余輝主任は、同モデル区は、アニメやゲーム、映画・テレビなどの制作、および知的財産(IP)ビジネスなどを中心とする関連産業の集積を、都市開発とセットで進める計画だ、と述べた。モデル区の計画総面積は36.9平方キロで、分野や機能によって3つのエリアに分けられる(添付資料表参照)。
モデル区の計画・立案に携わった、清華大学・野村総研中国研究センター理事の川島一郎氏は、モデル区は、文化クリエーティブ産業を核に、これを支える産業として、次世代ブラック ジャック ランキング産業(スマート端末や音声認識、画像認識などの人工知能、電子素材・部品など)、スマート製造(工業ロボット、工業ソフトウエア、3Dプリントなど)、法務・金融などのハイエンド専門サービスの共同発展を促し、さらには周辺産業への波及を図る狙いがあると解説した。
また、アニメ産業における日中協力の可能性について、C+株式会社代表取締役の増田弘道氏は、イベントに宛てたビデオメッセージで、「最近はアニメの日中の共同制作や、中国アニメが日本で公開されるなどしている。成都にはコンテンツ産業の基盤があると聞く。さまざまな連携のかたちがある」と述べた。
(田中一誠)
(中国、日本)
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