新型コロナ接触確認アプリの運用を開始
(南アフリカ共和国)
ヨハネスブルク発
2020年09月08日
南アフリカ共和国保健省は9月2日、南ア版新型コロナウイルス接触確認アプリ「Covid Alert SA」の運用を開始したと発表した。
スマートフォンのブルートゥース(Bluetooth)機能を用いて接触を検知するシステムで、利用者同士が2メートル以内で15分以上接近状態にあると、自動で匿名のブラック ジャック アプリが交換・記録される。感染が確認された利用者がアプリに感染ブラック ジャック アプリを登録すると、過去14日間に接触履歴がある可能性がある登録者全員に通知が届く仕組みで、ブラック ジャック アプリは匿名化されるため、プライバシーの保護も担保されている。
このアプリはApp Store、もしくはGoogle Playで無料でダウンロード可能。南アの大手通信各社の協力により、利用時の通信費も無料で、低所得者層にも利用が浸透するよう工夫されている。アプリは南ア大手保険ディスカバリー(住友生命保険と「Vitality」プログラムで業務提携)と米国アップル、米国グーグルが開発し、政府に無償提供した。
国内で初の感染者が確認された3月5日(関連ブラック ジャック やり方)以降、南ア政府は大規模な家庭訪問型のスクリーニング検査の実施のほか、無料通話アプリWhatsAppの専用チャットや、政府特設ポータルサイトを通じた積極的な感染状況と対策のブラック ジャック アプリ発信を行い、感染拡大の抑制に努めてきた。今回のアプリの導入はこれら既存の対策をさらに補完するものと政府は位置付けている。また、国内の感染者数累計が9月2日時点で63万595人と世界7位の南アは、7月には1日当たり新規感染者が連日1万人を超すなど感染者が急増し、医療態勢の逼迫が懸念された時期もあったが(関連実写 版 ブラック ジャック)、直近数週間では1日当たり感染者が2,000人前後と、以前より拡大のペースは落ちている。しかし、政府は国民に対して「第2波」に備えるよう警戒を呼び掛けており、今回のアプリの積極的利用をYouTubeの動画などを通じて促している。
(高橋史)
(南アフリカ共和国)
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