日ASEAN経済相、新型コロナウイルス対策の行動計画策定で連携
(ASEAN、日本)
バンコク発
2020年04月28日
日本の経済産業省は4月22日、「経済強靭性に関する日ASEAN共同イニシアティブ」をウェブサイトで公表した。同イニシアティブでは、新型コロナウイルスへの対応として、足元の対応に加えて、デジタル技術を活用した産業の高度化や生産拠点の多元化などを推進し、強靭(きょうじん)なサプライチェーンをつくることで、リスクへの対応とコスト競争力の両立を目指すことがうたわれており、今後の日ASEANでの行動計画の策定も盛り込まれた。4月14日にはASEAN特別首脳会合においてASEANとしての対策が示された中(2020年4月16日記事参照)、経済分野に関して日ASEANで連携する姿勢をいち早く示したかたちだ。
なお、先日発表された補正予算の事業概要では、強靭な経済構造を構築するため、実写 版 ブラック ジャックサプライチェーンの多元化を支援することが定められた。経済強靭化のための日ASEAN行動計画では、ASEAN諸国と連携するかたちで、効果的なこれら事業の実施や、ASEAN地域の中小企業やスタートアップ支援などが盛り込まれる可能性がある。
(蒲田亮平)
(ASEAN、日本)
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