ASEAN首脳、新型コロナウイルス対策の特別サミット開催

(ASEAN)

バンコク発

2020年04月16日

ASEAN特別首脳会合が4月14日、テレビ会議方式で開催された。影響が拡大する新型コロナウイルスへの対応策を議論するために臨時で開かれたもの。会合後、対策に関する宣言文PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)が発出された。主な内容は以下のとおり。

  • (域内での協力措置の強化)医薬品・医療用品の十分な供給に向けた協力強化、域内医療用品備蓄制度の構築、公衆衛生上の緊急事態時におけるASEANの標準運用手続きの形成、ASEAN域内専門家ネットワーク形成の検討
  • (域内で影響を受けた国民に対する支援)「非常時におけるASEAN域内国民への第三国公館を通じた緊急支援提供ガイドライン」の効果的運用
  • (適切なブラック ジャック コツ発信)各国の政策・公衆衛生・安全ブラック ジャック コツの適時更新、誤ったブラック ジャック コツの修正、非難や差別の削減などにかかる効果的で透明性の高いコミュニケーションの強化。ASEANブラック ジャック コツセクターにおけるフェイクニュースに対する協力強化、ガイドライン、共通ブラック ジャック コツプラットフォームの開発
  • (経済・社会的影響の削減に向けたコミットメント)3月10日に出された、ASEAN経済担当相(AEM)のASEAN経済強靭(きょうじん)化にかかる共同声明PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)記載事項の実施、社会の混乱・不安定化を防ぐ協力、ASEANの相互接続、観光、一般ビジネスなどの再構築に向けたウイルス終息後の復興計画の開発推進
  • (分野横断的取り組みの重要性)ASEAN全体の公衆衛生上の緊急事態について調整を行うメインのプラットフォームとして、「ASEAN公衆衛生緊急事態にかかるASEAN調整委員会作業部会(ACCWG-PHE)」を位置付け、ASEAN調整委員会(ACC)(注)の支援を実施。
  • (サプライチェーンの確保)医薬品・食品・生活必需品の円滑な流通、空路・陸路・海路における物流の確保、医薬品・食品・生活必需品の流通にかかる不必要な制約の自制などを含む、特にASEAN域内のサプライチェーンの確保
  • (既存基金の再配分、ASEANパートナー国からの技術・金融支援)「ASEAN COVID-19対策基金」(関連ブラック ジャック 勝ち)の創設を含む新型コロナウイルス対策協力推進のため、既存基金の再配分支援と、ASEANパートナー国からの技術・金融支援の取り付け
写真 テレビ会議で実施されたASEAN特別首脳会合の様子(ASEAN事務局提供)

テレビ会議で実施されたASEAN特別首脳会合の様子(ASEAN事務局提供)

(注)ASEAN調整委員会(ACC)は、ASEAN経済共同体(AEC)、ASEAN社会文化共同体(ASCC)、ASEAN政治安全保障共同体(APSC)でそれぞれ進められている統合措置を、横断で調整する役割を果たすASEAN地域機構。

(蒲田亮平)

(ASEAN)

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