中米・カリブ諸国の新型コロナウイルスへの対応案まとめ
(中米、カリブ諸国)
メキシコ発
2020年02月14日
新型コロナウイルスの世界的な拡散により、中米・カリブ諸国も各国の保健省など相当省庁の主導の下、対応策を発表している。なお2月10日現在でメキシコを含む中米・カリブ諸国で感染例は確認されていない。
エルサルバドルでは1月30日から、入国者のパスポートを確認し、中国からの出国者である場合は入国を認めていない(エルサルバドル、カジノ 無料)。グアテマラは1月31日、過去15日間に中国への渡航歴がある者の入国を拒否する予定と発表した。ジャマイカも同日から中国出国者の入国を禁止し、過去14日以内に中国に滞在したジャマイカ人を国内で隔離している。トリニダード・トバゴも同日、中国出国者の入国を禁止し、アンティグア・バーブーダも同日から、中国への渡航歴がある者の入国禁止措置を実施している。パナマでは同日から空港での感染スクリーニングチェックを強化しており、2月7日までに中国から帰国したパナマ人60人を隔離している。メキシコでは10人が感染の疑いの状態にあったが、2月3日に全員が陰性と確認された(関連ブラック ジャック ルール)。コスタリカは2月3日に空港でのサーモグラフィーによる体温チェックを開始し、感染の疑いのある者が現れた場合、同じ便に搭乗していた乗客全員の渡航歴を確認するとした。ベリーズは2月5日から空港での感染スクリーニングチェックの強化と、感染の疑いのある者の隔離措置を発表した。ホンジュラスは感染の疑いがあった中国人3人と米国人1人を隔離していたが、2月5日に全員陰性と確認した。ドミニカ共和国は2月8日、過去14日以内に中国への渡航歴のある17人が入国したが、いずれも検査では陰性で、国内での感染例は確認されていないと発表した。
中国が新型コロナウイルスへの処方薬としてキューバ産製剤を利用
キューバのミゲル・ディアス・カネル大統領は2月6日、自身のツイッターで、中国がキューバ産製剤のインターフェロン・アルファ・B2(IFNrec)を新型コロナウイルスの感染者への処方薬の1つとして選定したことを公表した。
(志賀大祐)
(中米、カリブ諸国)
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