2020年米大統領選挙の世論調査、テキサス州でバイデン氏がリード
(米国)
米州課
2019年09月12日
米国コネチカット州のキニピアク大学は9月11日、2020年大統領選挙に関するテキサス州での世論調査結果を発表した(注)。翌12日には、同州ヒューストンで第3回の民主党候補者の討論会が開催される。調査結果によると、「今日、民主党の大統領予備選が行われたら、誰に投票するか」という問いに対して、ジョー・バイデン氏が28%で1位だった。以下、エリザベス・ウォレン氏、バーニー・サンダース氏が続き、テキサス州選出の連邦下院議員だったベト・オルーク氏がサンダース氏と同率で3位になった(表参照)。
各候補者の政策に対する評価では、ウォレン氏支持が31%と最も高く、バイデン氏(15%)、サンダース氏(13%)、オルーク氏(8%)の順だった。
大統領選でドナルド・トランプ氏に勝てる候補者としては、バイデン氏の支持が最も高く50%で、サンダース氏とウォレン氏が同率の10%、オルーク氏は6%。
トランプ氏に投票するかとの問いには、「投票しない」が48%、「投票する」は35%だった。しかし、共和党支持者の77%が「投票する」、民主党支持者の93%が「投票しない」と回答し、支持政党による違いが際立った。
トランプ氏の大統領として仕事ぶりについては、「認めない」が50%と半数を占めたが、共和党支持者は87%が「認める」、民主党支持者は95%が「認めない」と、こちらも対照的な結果になった。
「より厳しい銃規制を支持するか」という問いに対しては、「支持する」が53%、「支持しない」が40%だった。
(注)調査の実施時期は9月4~9日、対象者はテキサス州の有権者1,410人、うち民主党支持者は456人。
(松岡智恵子)
(米国)
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