2020年米大統領選挙、第3回民主党候補者討論会の参加者発表
(米国)
米州課
2019年09月03日
2020年の米国大統領選挙の民主党予備選挙に向け、第3回民主党候補者討論会の参加者が8月29日、各種メディアで発表された。世論調査で上位を維持する5人(ジョー・バイデン氏、バーニー・サンダース氏、エリザベス・ウォレン氏、カマラ・ハリス氏、ピート・ブッティジェッジ氏)に加えて、コーリー・ブッカー氏、ベト・オルーク氏、アンドリュー・ヤン氏、フリアン・カストロ氏、エイミー・クロブチャー氏の計10人に絞られた。
討論会は9月12日にテキサス州ヒューストンで開催される。参加条件は、4つの世論調査で2%の支持を獲得することと、13万人(20州から各400人を含むこと)から寄付を得ることだ。
8月に各調査会社が実施した世論調査では、民主党上位候補者の顔ぶれは変わらなかった。1位はバイデン氏が維持し、2、3位をサンダース氏とウォレン氏が分け合い、4、5位はハリス氏、ブッティジェッジ氏だった(表参照、注)。
調査会社モーニングコンサルトが上位候補者の支持者が2番目に選択する候補者について聞いたところ、バイデン氏、ウォレン氏の支持者はサンダース氏を選択し、ハリス氏、ブッティジェッジ氏の支持者はウォレン氏を選択、サンダース氏の支持者はバイデン氏を挙げた。
各候補者の詳細は、添付資料参照。
これまで2回の討論会に参加したキルステン・ジリブランド氏は、次回討論会の参加条件を満たさなかったこともあり、8月28日に大統領選からの撤退を表明した。6人の民主党女性候補者のうち、初めての撤退者となる。
(注)各世論調査の調査時期、対象人数は次のとおり。
- モーニングコンサルト調査:8月19~25日、1万7,303人
- エコノミスト、ユーガブ調査:8月24~27日、成人570人
- USAトゥデー、サフォーク大学調査:8月20~25日、民主党予備選投票予定者424人
(松岡智恵子)
(米国)
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