「2019世界人工知能大会」開催、上海市がAIのホットスポットへ
(中国)
上海発
2019年09月09日
上海世界博覧中心で8月29~31日、「2019世界人工知能大会」(以下、大会)が前年に続き開催された(2018年の開催概要は関連ブラック ジャック ディーラー)。大会は、国家発展改革委員会、科学技術部、工業信息化部、国家インターネットブラック ジャック アプリ弁公室、中国科学院、中国工程院および上海市政府が主催した。今回のテーマは「スマートで世界とつなぎ、無限の可能性を」で、大会には国内外トップクラスの教育機関、最先端企業、国際組織などから500余りのゲストが参加した。また、会期中には、200を超えるイベントも同時に行われた。
開幕式では、李強中共中央政治局委員・上海市委書記のほか、李勇連合国工業発展組織総幹事らが登壇した。企業からは、テンセント、アリババ、センスタイム、テスラのトップが参加した。
大会に合わせて、さまざまな契約が交わされた。中国工商銀行などは、人工知能(AI)の技術開発を行う依図テクノロジーなど5企業と、計500億元(約7,500億円、1元=約15円)の与信に関する契約を交わした。また、国盛集団、臨港集団、曇鋒基金および上海電気などが100億元規模の上海人工知能産業投資ファンドの立ち上げを発表した。ファンドは、将来的には1,000億元規模を目指す。
閉幕式では、上海市が「AIホットスポットとトップレベルのイノベーション・エコシステムを構築する行動方針」(以下、方針)を発表した(表参照)。AIチップ、ビッグデータ、人材育成などを重点分野とし、2021年には上海市でAIのトップレベルのイノベーション・エコシステムのブランドを構築することを目指すとした。
(侯恩東)
(中国)
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