東南アジアで最も安全な都市トップ10にフィリピンの4都市が選定
(フィリピン)
マニラ発
2019年09月20日
犯罪率に関する世界的データベース「Numbeo Safety Index 2019」によると、東南アジアで最も安全な都市トップ10位に、フィリピンの4都市(ダバオ、マカティ、イロイロ、セブ)が選定された。
東南アジアで最も安全な都市は、1位から順にタイのチェンマイ(安全指数77.88)、フィリピンのダバオ(72.50)、シンガポール(72.30)、フィリピンのマカティ(59.48)、ベトナムのハノイ(59.35)、マレーシアのペナン(58.66)、タイのバンコク(58.31)、フィリピンのイロイロ(55.86)、インドネシアのバリ(51.40)、フィリピンのセブ(50.34)となった(表参照)。
マカティのアビー市長は、東南アジアで4番目、フィリピン国内で2番目に安全な都市に選ばれたことについて、「警察当局や消防庁などとの連携、街中での警察官やパトカーの増員など、日々の絶え間ない努力が実を結んだもので、住民やビジネスパーソンなど全てのステークホルダーの協力があってこそ実現したもの」と、地元メディアに対して説明した。なお、2016年6月のドゥテルテ政権発足以降、フィリピン国内の犯罪発生件数は4年連続で減少している()。
世界で最も安全な都市は、1位から順にアラブ首長国連邦のアブダビ(89.39)、カタールのドーハ(88.31)、カナダのケベック(85.22)、台湾の台北(85.03)、ドイツのミュンヘン(83.55)。東京は13位で80.61、大阪は34位で76.50となった。
なお、フィリピンの安全ブラック ジャック コツについては、外務省のブラック ジャック コツ安全ウェブサイトにおいても確認できる。
(坂田和仁)
(フィリピン)
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