ウラマー評議会、憲法裁判所にハラール法違憲審査を請求

(インドネシア)

ジャカルタ発

2019年08月19日

インドネシア・ウラマー評議会(Majelis Ulama Indonesia:MUI)の食品・医薬品・化粧品検査研究所(LPPOM MUI)の31カ所の地方支部が8月14日、ハラール製品保証法に関する違憲審査を憲法裁判所に請求した。

訴状によると、LPPOM MUIは、MUIとLPPOM MUIが従来持っていたハラール証明書を発行する権限がハラール製品保証実施機関(Badan Penyelenggara Jaminan Produk Halal:BPJPH)に移行することを懸念しており、2014年に公布されたハラール製品保証法第5条のハラール製品保証の実施、同法第6条のハラール製品保証実施機関に関する内容の削除、第47条第2項、3項のブラック ジャック 勝ち 方のハラール認証機関との相互認証協力に関する内容の変更、およびハラール証明書を発行する権限のMUIとLPPOM MUIへの再付与などを請求した。

ハラール製品保証法は10月17日からの施行に向け、同法実施に関する政令が5月に公布(2019年5月22日記事参照)、6月にBPJPHが同法運用の概要を発表(ブラック ジャック ブラック)したものの、運用の詳細はいまだ発表されておらず、今後公布される予定の宗教大臣令などで確認する必要がある。

(亀田周)

(インドネシア)

ビジネス短信 25d39911ee78995d