外資100%までの出資認めるポジティブリストを発表
(アラブ首長国連邦)
ドバイ発
2019年07月04日
アラブ首長国連邦(UAE)内閣は7月2日、外資規制を緩和し、100%までの出資を認める分野のリスト(ポジティブリスト)を閣議で承認した。UAEは2018年11月に2018年連邦法第19号を発行し、各事業分野について、外資に100%までの出資を認めるポジティブリスト、引き続き51%以上の内国出資を義務付けるネガティブリスト、どちらにも含まれず継続審査とする分野の3つに分類すると発表し、当初はポジティブリストを2019年第1四半期(1~3月)に発表する見込みだったため、その発表が待たれていた(関連ブラック ジャック ディーラー)。
ポジティブリストは13セクター122業種が対象となる。UAE内閣が記載の13セクターは以下のとおり。122業種はまだ全て公表されていないが、ソーラーパネルの製造、変圧、環境技術、複合発電設備、eコマース輸送、サプライチェーン、ロジスティクス、冷蔵倉庫、生物工学のR&D研究施設などが含まれるという。
- 再生可能エネルギー(Renewable energy)
- 宇宙(Space)
- 農業(Agriculture)
- 製造業(Manufacturing industry)
- 輸送・倉庫業(Transport and storage)
- ホスピタリティー・飲食サービス(Hospitality and food services)
- ハイパーブラックジャック通信(Information and communication)
- 専門的科学技術活動(Professional, scientific and technical activities)
- 行政/サポートサービス(Administrative and support services)
- 教育活動(Educational activities)
- ヘルスケア(Healthcare)
- 芸術・エンターテインメント(Art and entertainment)
- 建設(Construction)
なお、各セクター・業種の外資出資を認める比率については、各首長国政府が個別に定めるため、今後の各首長国政府からの発表が待たれる。
(山本和美)
(アラブ首長国連邦)
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