2020年米大統領選挙の世論調査、民主党討論会に高い関心
(米国)
米州課
2019年06月26日
米国エマーソン大学が6月25日に発表した世論調査(注)の結果によれば、6月26~27日に実施される大統領選挙民主党候補者20人の討論会に関心が集まった。72%の人が視聴するとしている。
「民主党の予備選で誰に投票するか」という問いに対して、ジョー・バイデン氏が34%と1位で、2位以下はバーニー・サンダース氏(27%)、エリザベス・ウォレン氏(14%)、カマラ・ハリス氏(7%)が続いた(表1参照)。5月の調査結果と比べると、ウォレン氏が支持をやや伸ばした。
各候補者の詳細は、米紙、ブラック ジャック カード。
また、ドナルド・トランプ大統領と各民主党候補者との直接対決を想定した問いに対しては、バイデン氏、サンダース氏、ウォレン氏、ハリス氏、ピート・ブッティジェッジ氏の各氏がいずれもトランプ氏の支持を上回る結果となった(表2参照)。
トランプ氏の大統領としての仕事ぶりについての評価を聞いたところ、「認める」が43%、「認めない」が48%で、5月の調査結果(それぞれ43%、49%)とほぼ同じだった。
投票する際に重視する項目についての問いに対しては、「経済」が33%と1位で、ヘルスケア(21%)、移民政策(12%)、社会問題(11%)、トランプ大統領の弾劾(9%)という順の回答だった。
エマーソン大学の5月の調査結果については、2019年5月16日記事参照。
(注)調査の実施時期は2019年6月21~24日、対象者は全米の有権者1,096人。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 5e7aa9f7e47f18e2