ブラック ジャック コツ、2016年は約15万台

＜ブラック ジャック コツ割り当て方式は品目ごとに毎回通知＞

　2015年1～11月のアルジェリアのブラック ジャック コツ総額は約469億ドルで、前年同期比約12％減とブラック ジャック コツの抑制に成功した。一方、原油価格の下落の影響で同時期の輸出総額は約343億ドルにとどまり、約42％の大幅減となったため、貿易赤字が拡大している。貿易収支の改善に向け、政府は2014年後半以降、自動車産業を中心にブラック ジャック コツ規制を強化（2015年8月20日記事参照）、またブラック ジャック コツ抑制の追加措置としてブラック ジャック コツライセンス制度の導入も検討を進めていた（2015年8月19日記事参照）。

　こうした中、政府は2015年12月6日付政令第15－306号「製品・商品の輸出入ライセンス制度に関する適用条件および細則」を公布、ブラック ジャック コツライセンス制度の詳細を明らかにした。同政令では、ブラック ジャック コツ数量制限のない「自動ライセンス」（条件を満たす全ての申請に所管省庁が承認を与える）と、ブラック ジャック コツ数量制限のある「非自動ライセンス」の区別を明確にしている。非自動ライセンスの対象品目の選定とそのブラック ジャック コツ数量に関しては、財務省、産業・鉱山省、農業・地方開発・漁業省および商務省の代表で構成される商務相付各省間委員会が毎年、貿易状況を勘案して提案、最終的に商務相が決定し、同省のウェブサイトないし国内プレスを通じて通知を公示することが定められた。毎回この通知により、品目ごとに申請者に対するブラック ジャック コツ割り当て方式が、先着順、申請量、競売など多様な方式の中から定められる。各通知にはブラック ジャック コツ申請書のほか、申請期間や申請先の部署、申請に必要な添付資料など、手続きが明示される。申請期間終了後、各省間委員会がブラック ジャック コツ申請内容を審査し、商務省が承認する仕組みだ。なお、ブラック ジャック コツライセンスは譲渡不可で、有効期間は基本的に6ヵ月としている。

＜乗用車に加えバスやトラックも対象に＞

　同政令に基づき、商務省は2016年1月からウェブサイトに2つの通知を公示している。1月5日に、EUからブラック ジャック コツされる粉ミルクや肉類をはじめ、50弱の農産品および加工食品を対象とした割り当て申請の受け付けが開始され、1月26日に終了する予定。1月14日には、自動車、セメント、鉄鋼を対象とした通知が示された。自動車ではHSコード8702、8703、8704が対象となり、乗用車のみならずバス、トラックも含まれる（表参照）。

　自動車のブラック ジャック コツ枠は全体で15万2,000台と設定された。割り当て方式については今回の通知では示されていないが、申請量に応じた方式が採用されると予想される。また、割当数量がセグメント別になるか、ブランド別となるかは現時点では不明だ。さらに、現地生産を促進したい政府の狙いから、現地組み立て用のノックダウン（KD）キットは割り当ての対象外となっている。新車ブラック ジャック コツディーラーによるブラック ジャック コツ割り当ての申請受付は2月3日午後5時までを期限としている。

　2016年のブラック ジャック コツ枠15万2,000台は2015年のブラック ジャック コツ台数約30万台の半分で、過去最高の60万台を記録した2012年の4分の1にしかならず、自動車ブラック ジャック コツを抑制しようという政府の姿勢がうかがわれる。

　商務省関係者によると、申請期間終了後、1、2ヵ月でライセンスが付与される見込みだという。ライセンスの有無の審査は税関で行われ、ライセンス取得前にアルジェリアに到着している、あるいは今後到着する車両については、税関で止められることになる。ライセンス取得後は通関できるはずだが、円滑に通関できるかどうかについては疑問が残るところだ。

（ピエリック・グルニエ、渡辺智子）