タイの木製家具・小物の市場調査
2023年12月31日
最終更新日:
タイの家具およびインテリア市場規模は、2022年に約900億バーツとなり、2018年の約800億バーツから12.5%拡大した。この内、高級家具が約72億バーツ〜90億バーツ(8%~10%)を占めている。また、木製家具は超高価格帯で家具市場全体の10%未満、中〜高価格帯3では 20%〜30%を占めている。
木製家具の輸入元国は中国が全体の64.2%を占め、隣国のマレーシア、シンガポール、ミャンマー、ベトナム、インドネシアからの輸入も多い。日本は14位で全体の0.3%を占めている。
中〜高級家具市場では、木製家具を中心としたナチュラルスタイルは、今後10年程度は続くとみられている。輸入家具販売のMOTIFによると、超高級家具市場では「クワイエット・ラグジュアリー」がキーワードとなっており、エキセントリックで派手なデザインよりも、控えめなエレガンスを指向するトレンドが認知されているという。
- 主な図表:
- 図表1:タイの家具市場規模、図表4:木製家具の輸入元上位ほか
- 発行年月:
- 2023年12月
- 作成部署:
- ジェトロ・バンコク事務所
- 総ページ数:
- 49ページ