マレーシアの木製家具・小物の市場調査

マレーシアの木製製品市場は非常に大きく、中でも木製家具市場は大きな産業となっている。市場規模は、2022 年時点で39.5億米ドル（約5,925億円）、2023年から2028年まで平均7.89％の成長が見込まれている。
輸出も盛んにおこなわれており、2022年160カ国以上に111億4,760万リンギ(約3,567億円)が輸出されている。木製製品の輸出市場の中でも木製家具は40％を占めると期待されている。家具の輸入では、日本は4番目に多く1億5,640万リンギ（約50億円）輸入されており、シェアは3.2％である。
都市化が進み、世帯人数が減少している一方、世帯数は増えており、家具市場や木製食器や台所用品は伸びている。さらに人口構成的に今後3～5年以内に最初の住宅の購入を準備している数百万人のミレニアル世代がいる。中間層の伸長、都市化、数百万人のミレニアル世代といった状況により、マレーシアの家具産業は長期的に成長すると予測されている。