ロシアにおけるリモートワーク:法令の特徴と実務上のアドバイス (2022年3月)
2022年03月31日
最終更新日:
本報告書は、新型コロナウイルス感染症拡大下のロシアで普及したリモートワークに関し、雇用関係での手続面を中心に実務上留意すべき点を取りまとめたものである。
リモートワークは、新型コロナ禍を契機に法制度面での整備が進んだ。ロシア連邦労働基本法第49.1章(2021年1月1日施行)や、連邦法第407-FZ号「例外的なケースでの雇用主のイニシアチブによるリモートワーク(テレワーク)の規制およびリモートワーク(テレワーク)への被雇用者の一時的移行に関する労働基本法の変更について」(2020年12月8日付)がそれにあたる。
本報告書では、①リモートワークの概念、②リモートワーカーとの労使関係の法的手続きの特殊性、③リモートワーカーとの労働契約の終了の根拠、④リモートワークの種類、⑤リモートワークにおける労使間のコミュニケーション、⑥労働時間と休憩体制、⑦リモートワーカーの労務管理と労働保護管理、について解説している。
- 発行年月:
- 2022年03月
- 作成部署:
- ジェトロ・ビジネス展開支援課、ジェトロ・モスクワ事務所
- 総ページ数:
- 15ページ