「フランスにおける商業レストラン PMS作成」の手引き(2022年7月)
2022年07月20日
最終更新日:
フランスをはじめとしたEU諸国では、すし、弁当、おにぎりなど調理済み・持ち帰り形態でのコメの消費が増加傾向にあるが、EU規制により、おにぎりや駅弁などは冷蔵販売されており、コメ調理品の特長が十分に生かせていない状況にある。ジェトロは2019年度にコメ調理品のレストラン、宅配または小売店での販売に適用されうる流通規制の内容、販売に係る許認可および衛生にかかる規則を網羅した「EU・フランスにおけるコメ調理品の流通規制調査」をまとめた。一方で事業者は衛生に関する理論を理解していても、公的管理の際に「衛生管理計画(PMS:Plan de maitrise sanitaire)」を示すことができない限り実務的な効力を持たない。
すし等のテイクアウトを含むレストランをフランスで開業する場合、各事業者は200ページ近くあるフランス語の「レストラン業の衛生のグッドプラクティスガイド(GBPH)」を元に個別にPMSを作成することができるが、非フランス語話者にはどのように作成するべきか分かりにくいという声もある。本手引書が、フランスでのレストラン業展開を視野に入れている事業者の方々の手引書として一助となれば幸いである。
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- 発行年月:
- 2022年07月
- 作成部署:
- ジェトロ農林水産食品部商流構築課、ジェトロ・パリ事務所
- 総ページ数:
- 175ページ