コロンビアにおけるデータ保護規則（2021年3月）

コロンビアでは、2012年施行のデータ保護総合法により、個人データとプライバシーを総合的に保護するための環境が整った。同法の主な目標は、データ所有者の権利を保護し、データを取扱うすべての企業が一般的な要件に準拠することを保証することである。それゆえ、企業は規則を遵守できるよう、個人データの取扱について明確に定めなければならない。
また2020年12月には、商工監督局が、個人データの取扱責任者と担当者を対象とした2つの新しいガイダンスを発行した。このガイダンスは、マーケティングおよび広告目的のデータ取扱などについて言及しており、個人データ保護制度に対する不正を防止するための重要な留意事項を含んでいる。
コロンビアにこれから進出を考えている、あるいは既に進出している日本企業の活動に際し、本レポートを参考にされたい。