オーストラリアにおける日本産いちごの販売可能性調査
2021年03月31日
最終更新日:
オーストラリアは、日本産いちご(生果実)について、オーストラリアが侵入を警戒する病害虫等への懸念から輸入を禁止していたが、二国間協議の結果植物検疫条件に合意がなされ、2020年8月28日付けで一定の条件を満たす日本産いちご生果実のオーストラリア向け輸出が可能となった。ジェトロ・シドニー事務所では、この機を捉え、日本産いちご(生果実)をオーストラリアへ輸出するための規制の概要を整理した。オーストラリアへ輸出を希望するいちごの生産者は、生産施設、選果梱包施設の登録や、害虫が混入しないための各種対策が求められるようになる。併せて、オーストラリアではすでに国内でいちごが生産・販売されているため、その生産・消費状況、販売・流通形態、輸出入量についてまとめるとともに、オーストラリア国内市場においてそれら競合品との差別化をどう行っていくべきかを調査した。
- 発行年月:
- 2021年03月
- 作成部署:
- ジェトロ・シドニー事務所
- 総ページ数:
- 30ページ