モンゴル経済概況（2020年9月）

2020年1～6月のモンゴル経済は、新型コロナウイルス感染症の感染予防のために国境を封鎖したことにより、実質GDP成長率が前年同期比マイナス9.7％と、2009年通年（マイナス1.3％）以来のマイナス成長となった。鉱工業生産は採鉱・採石業、特に石炭の生産額が大幅に減少し、前年同期比23.6％減となった。貿易総額は前年同期比22.6％減と、20％以上急減した。日本の対モンゴル輸出も44.4％減となった。新型コロナの感染状況については、2020年9月4日時点で累計感染者数は310人、感染者はすべて外国からの輸入症例で市中感染は発生していない。

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