北米(アメリカ、カナダ)におけるスマートシティの取組(2019年6月)

2019年06月30日

最終更新日:

世界の各都市が掲げるスマートシティ化の動きは、交通やエネルギーの分野だけでなく、今回取り上げている指標も示すように、市民の生活環境の改善に資する様々な項目を取り上げている。ニューヨーク市の取組等、産業政策として雇用創出につなげようとする動きもある。他方、データの所有権の問題等、解決すべき問題もある。Sidewalk Torontoでは、プライバシーが脅かされるという懸念から、計画の撤回を求める動きがある。他方、NTTグループが、ラスベガス市のスマートシティ化のパートナーに選ばれ、その際、データの所有権にこだわらない姿勢が評価されたという報道もある。

今回、スマートシティに関する指標として、ISO37120及びIESE Cities in Motion Index 2019を、スマートシティの取組事例としてニューヨーク市(グリーンニューディール計画(Green New Deal)、Cyber NYC)、コロンバス市(Smart Columbus)、シカゴ市(City Tech、Array of Things)、サンフランシスコ市(Data SF)、トロント市(Sidewalk Toronto)を取り上げている。

シリーズ名:
ニューヨークだより
発行年月:
2019年06月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
19ページ

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