EUにおける水産物市場動向に関する調査(英国、フランス、イタリア、ベルギー)(2019年2月)
2019年02月20日
最終更新日:
近年、EU向け日本産水産物輸出は、ホタテを中心に堅調な伸びを見せている。一方で、輸出に際しては対EU・HACCP認証が必要となる等、事業者にとって障壁が存在するのも事実である。2019年2月1日に発効された日EU経済連携協定(EPA)においては、主要水産物の関税撤廃が予定されており、日本産水産物の更なる市場開拓に繋がることが期待されている。本調査レポートは、日本産水産物の対EU輸出動向やEUの水産物市場について、統計データを用いて解説するとともに、主要国(英国、フランス、イタリア、ベルギー)における水産物市場概況やトレンド、日本産水産物輸出拡大に向けた課題等を関係事業者への聞き取り調査によってまとめ、市場理解の一助となることを目指して作成されたものである。また、欧州で普及が進む持続可能な漁業を推進する水産物の国際認証制度「MSC」および「ASC」、対EU・HACCP認証に関するブラック ジャック ディーラーも触れる。
- 発行年月:
- 2019年02月
- 作成部署:
- ジェトロ水産品支援課、ジェトロ・ブリュッセル事務所
- 総ページ数:
- 104ページ