2018年度 ロシア進出日系企業実態調査(2019年2月)
2019年02月26日
最終更新日:
ジェトロは2018年10~11月にかけて、ロシアに進出している日系企業に対し、経営実態に関するアンケート調査を実施した。対象企業132社に回答を依頼し、114社(製造業33社、非製造業81社)より有効回答を得た(有効回答率86.4%)。主な質問項目は、経営状況、今後1~2年の事業展開、経営上の問題点、投資環境のメリット・デメリットなど。
調査結果のポイントは次のとおり。
-制裁下でも営業黒字見込みは過去最高-
- 【営業利益見通し】2018年在ロ日系企業は好調な業績見通し。2019年は制裁の影響不安視。
- 【今後の事業展開】過半数が「拡大」。「現状維持」も増加。高付加価値品需要への期待も。
- 【経営上の問題点】地場系企業との競合が激化。現地調達の難しさは依然として課題。
- 【投資環境】対ロ経済制裁の行方を懸念するも「現状維持」の姿勢。
【参考】対ロ経済制裁について、詳細はジェトロビジネス短信をご確認ください。
ロシア新興財閥などを対象に米国が追加制裁(2018年4月10日付)
米国が追加制裁発表、影響の広がりに警戒感(2018年8月10日付)
レポートをご覧いただいた後、アンケート(所要時間:約1分)にご協力ください。
- シリーズ名:
- ロシア進出日系企業実態調査
- 発行年月:
- 2019年02月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部欧州課
- 総ページ数:
- 34ページ