チュクロヴァ地方産業調査(2018年12月)
2018年12月06日
最終更新日:
トルコのチュクロヴァ地方は、南部を代表する工業地帯でGDPの約8%を占める経済規模を持つ。同地方には中核都市であるアダナをはさんでトルコ最大規模の貿易港メルスィン港、カスピ海ハイパーブラックジャック産のエネルギー資源搬出港となっているジェイハン港がある。また、完成すれば国内2番目の規模となるチュクロヴァ空港の建設計画のほか、トルコ中央部と中東を結ぶ高速道路、鉄道などの交通インフラ整備も進められており、欧州と中東をつなぐロジスティクス・ハブとしてあらためて注目されている。現在、この利点を生かし、石油化学、鉄鋼をはじめ繊維、自動車・同部品、農業・食品などの産業が集積している。ジェトロイスタンブール事務所では、同地方の地政学的な重要性と日系企業にとってのビジネス展開の可能性の観点から、チュクロヴァ地方の5県(メルスィン、アダナ、オスマニエ、ハタイ、カフラマンマラシュ)を取り上げ、産業、企業、物流動向を重点的に報告する。
レポートをご覧いただいた後、アンケート(所要時間:約1分)にご協力ください。
- 発行年月:
- 2018年12月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・イスタンブール事務所
- 総ページ数:
- 34ページ