ミャンマー労務ガイドブック(2018年3月)
2018年03月22日
最終更新日:
ミャンマーはアジア最後のフロンティアとして注目を浴びており、その理由の1つがミャンマー人の識字率の高さ、人件費の安さ等の魅力的な労働市場に存する。具体的には、識字率は89.5%(男性92.6%、女性86.9%) であり、人件費は東南アジアにおいて低いレベルにある 。また、労働人口は約3,300万人であり 、増加が見込まれている。しかし、当然ながらミャンマーにも労働法は存在し、未だに古い法律が多いものの、いずれの法律も効力を有しており、労働法を遵守した上で労働者と向き合い、労使関係を円滑にする仕組みを考える必要がある。近時、急速にミャンマーの労働法は整備されつつあり、2011年以降のわずかな期間で、8つの重要な労働法が改正されている。
そこで、本ガイドブックにおいては、日系企業のミャンマー進出およびミャンマーでの事業運営の成功のみならず、ミャンマーにおける労働者の地位改善に寄与し、労使双方の利益に寄与することを目的として、ミャンマーの労働法について、最新かつ正確な内容の提供および実務上の慣習に関するオンライン ブラック ジャック提供を行う。なお、2011年以前に成立した法律については改正作業が進められているため、2011年以降に成立した法律について、特に詳細に解説する。
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- 発行年月:
- 2018年03月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部アジア大洋州課 、ジェトロ・ヤンゴン事務所
- 総ページ数:
- 44ページ