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2016年12月12日

最終更新日:

「欧州進出日系企業実態調査」では、欧州に拠点を有する日系企業の活動実態(各企業の営業見通しや今後の事業展開、経営上の問題点など)を調査・分析している。1983年以来継続実施している調査であり、2012年度以降「製造業」に「非製造業」を加えて対象業種を拡大した。
2016年度調査では、経営上の課題として、前年調査で第4位だった「欧州の政治・社会情勢」が最大の問題点に浮上、「不安定な為替変動」も前年の第5位から第2位に上昇した。英国のEU離脱を受け、現在または今後対応を検討する可能性のある内容として、在英日系企業では「規制、法制度の変更」「為替リスク」への対応が上位2項目に挙がった。他方、英国を除く在EU日系企業の製造業では「わからない」との回答が最多となった。交渉中の日EU経済連携協定(EPA)について、「メリット大」と回答した企業は37.8%(前年比2.9ポイント増)に上った。欧州での価格競争力の向上を期待する回答が多かった。

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本レポートの英文版はReports and Statisticsに掲載されています。
英文版:「2016 JETRO Survey on Business Conditions of Japanese Companies in EuropePDFファイル(6.8MB)

シリーズ名:
欧州進出日系企業実態調査
発行年月:
2016年12月
作成部署:
ジェトロ調査部欧州課
総ページ数:
40ページ

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