米国における「ものづくりとIT」に関する取り組みの現状(2015年6月)
2015年06月01日
最終更新日:
製造業は大量生産の確立とコンピューターを活用した自動化により大きな発展を遂げてきた。特に、電気機械を使った産業機械の多くはコンピューター制御のものへと置き換えられ、単純な作業だけでなく、人間の技術を必要とした作業まで行えるようになった。しかしながら、製造工程の設計や生産管理は人間が行うものであり、自動化された産業機器はその一部を担っているに過ぎないという側面があった。
そうした中、近年ではIoT(モノのインターネット)やビッグデータといった次世代のITを取り入れることにより、製造工程の設計を含めた高度な自動化や、大量生産と製品のカスタマイズ化を両立するマスカスタマイゼーション(Mass customization)の実現を目指す動きが出てきている。
今号では、世界中で次世代の産業革命の動きが活発化する「ものづくりとIT」について紹介する。
- 発行年月:
- 2015年06月
- 作成部署:
- ジェトロ・ニューヨーク事務所
- 総ページ数:
- 20ページ