マレーシアにおけるコンビニエンスストア調査(2014年7月)

最終更新日: 2014年07月31日

マレーシアのコンビニ市場への外資の参入は容易ではなく、マレーシアのコンビニ業界、および市場は発展途上の段階にある。外資系コンビニはフランチャイズ法(Franchise Act 1998 、2012年改正)を遵守することが要求される。本レポートでは24時間営業スタイルの日本で一般的なコンビニだけでなく、ミニマーケット、ニュースエージェント、ガソリンスタンド併設のショップの現状を紹介している。マレーシアでは車でショッピング・センターに行って、大量に買い物することが一般的な中、現状、コンビニの人気はそれほど高くない。しかし、マレーシア人のライフスタイルをみると、夜中は比較的涼しいこともあり、一部の飲食店は夜中でも人が絶えない。こうしたことからみても、品揃え次第では24時間営業のコンビニの需要はまだまだ大きくなる可能性が高いとみられる。加えて、消費者は、ハイパーマーケットと比較して、コンビニの価格は高いという意識を持っているだけに、価格競争力を有する商品の登場が待たれる。

発行年月:2014年7月

作成部署:ジェトロ・クアラルンプール事務所

総ページ数:27ページ

記事番号:07001798

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