ペルー日本食品消費動向調査(2013年2月)

最終更新日: 2013年02月28日

ペルーは中南米でブラジルに次いで日系人が多い国であり、コメや海産物を好むなど日本の食習慣の一部が数十年をかけて国内に定着している。他方、近年の持続的な経済成長を背景に国民の購買力が増大しており、日本食品を売り込む潜在性は大きい。売り込みに際しては、日本食品や日本料理の特色、独自性をペルーの消費者に訴える際に支援を期待できる日系人の料理人の協力を得るといった工夫が重要である。具体的な売り込み方法としては、例えば、ペルーの食品見本市に出展して、スーパーマーケット、市場、小売店などへの販路を持つ卸売業者と代理店契約を結ぶといった方法が有効であろう。また、ペルーは中南米各国などと自由貿易協定(FTA)を締結・発効させていることから、日本の食品企業がペルー国内に生産拠点を構え、FTAを活用して近隣国に輸出することも将来のビジネスの選択肢になり得よう。

発行年月 : 2013年2月
作成部署 : ジェトロ海外調査部、ジェトロ農林水産・食品部、ジェトロ・リマ事務所
総ページ数: 64ページ

シリーズ名:日本食品消費動向調査

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記事番号:07001234

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