EU主要国における環境配慮型自動車に関する政策(規制・支援)および技術・市場動向(2009年6月)
最終更新日: 2009年10月01日
2008年9月以降の世界的な景気後退の中で、自動車に対する需要は急減しており、自動車・自動車部品メーカー各社は生産縮小や人員整理などを強いられ、非常に厳しい経営状況にある。
昨今の気候変動問題への対応でも世界をリードするEUでは、自動車に対して先行導入していた排ガス規制の強化に加え、2012年からは二酸化炭素(CO2)排出量の規制も強化する。これによって、環境配慮型の技術革新と高い技能レベルの雇用創出を促すとしている。
こうした規制強化策は、各社に対してCO2排出量が少ない環境配慮型自動車(エコカー)の研究開発(R&D)を迫る一方、従来型のガソリン車との差別化を通じて、今後、大きなビジネスチャンスを生み出すことが期待されている。
発行年月:2009年6月
作成部署:海外調査部 欧州課
総ページ数:29ページ
PDFファイルのダウンロード:
記事番号:07000066