EU拡大で影響を受ける中・東欧の原子力(2004年11月)

最終更新日: 2004年11月01日

中・東欧諸国では、多くの旧ソ連製原子力発電所が稼働しており、現在も中心的な電源として活躍している。しかし、チェルノブイリ事故以降、旧ソ連製原子力発電所に対して安全性を危惧する声が西欧を中心に高まっており、国際問題や政治問題にまで発展してきた。EUへの新規加盟条件として、老朽化した旧ソ連製原子力発電所の閉鎖や近代化を要求された国もあり、EUはその費用を支援する姿勢を示している。中・東欧では原子力事業の大きな転換期を迎えており、欧米、ロシア、アジアのエネルギー企業の注目を集めている。

シリーズ名:ユーロトレンド
発行年月:2004年11月
作成部署:海外調査部欧州課
総ページ数:21ページ

記事番号:07000513

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