北米日系製造業の経営実態 -2003年度調査-(2004年3月)
最終更新日: 2004年11月24日
本報告書は、ジェトロが2004 年1〜2 月にかけ、在米の日系製造業922 工場および在カナダの日系企業303 社の方々にご協力いただいたアンケート調査の結果をまとめたものです。この調査は、毎年継続的に行っているもので、米国は23 回目、カナダは15 回目となります。
今回も、これまで継続的に取り上げてきた設問に加え、米国市場における中国製品の輸入増加がどのような影響をもたらし、日系製造業がどのように対応しようとしているのかというテーマを設定しています。また、北米自由貿易協定(NAFTA)が発効後10 年を経過したことを踏まえ、在米、在カナダの日系製造業による分業体制にどのような変化が生じたかについても質問を設けました。
今回の調査結果のポイントとしては、米国経済の回復加速を反映し、在米日系製造業の収益の改善傾向が継続していることが挙げられます。また、これまで続いていた在米日系製造業の現地調達比率の上昇が止まったことや、部品・原材料の輸入調達は大半が非日系企業からであることも明らかになりました。
主な図表:
・(在米日系製造業の経営実態)
・在米日系製造業の立地状況(p.10)
・営業利益の推移と米国のGDP成長率(p.13)
・DI値でみた営業利益の推移と米国のGDP成長率(p.15)
・輸入調達先別の今後の方針(p.31)
・主要業種における中国製品の輸入増加による影響(p.41)
・中国製品への対応(前回調査との比較(p.42)
(在カナダ日系製造業の経営実態)
・在カナダ日系企業の立地状況(p.48)
・営業利益の推移とカナダのGDP成長率(p.50)
・DI値でみた営業利益の推移とカナダのGDP成長率(p.52)
・中国製品の輸入増加による影響(p.66)
・中国製品への対応(前回調査との比較(p.67)
・現在の主な輸出先(p.70)
・2003年の連邦・州政府への要望事項(p.71)
発行年月 :2004年03月
作成部署 :海外調査部北米課、在米7センター・事務所
総ページ数:153ページ
レポート全文および各国回答データは、下記PDFファイルにて閲覧のみ可能となっております。
北米日系製造業の経営実態-2003年度調査−PDFファイルのダウンロード
記事番号:05000641