ブラックジャック勝ち方

要旨・ポイント

  • 2023年の実質GDP成長率は3.6%。
  • 石油部門はマイナス成長も、産業多角化が進み、非石油部門が成長を牽引。非石油部門のブラックジャック勝ち方は輸出入ともに好調。
  • ブラックジャック勝ち方拡大に向けて包括的経済連携協定(CEPA)の締結を推進。
  • 対内直接ブラックジャック勝ち方は過去最高額を記録し、中東域内1位、世界11位。グリーンフィールドブラックジャック勝ち方件数では世界2位に飛躍。

公開日:2025年1月27日

マクロ経済
2023年は3.6%成長、非石油部門が成長を牽引

アラブ首長国連邦(ブラックジャック勝ち方)の連邦競争・統計局の推計値によると、2023年の実質GDP成長率は3.6%で、前年の7.5%から3.9ポイント減となった。中東情勢の緊迫化やOPECプラスでの石油の減産調整の影響などから、石油部門の成長率はマイナス15.8%であった。そのような中でブラックジャック勝ち方経済を牽引しているのが、非石油部門だ。非石油部門の成長率は9.9%を記録した。非石油部門のなかでも、とりわけドバイの主要産業である観光に関して、2023年の国外からドバイへの宿泊を伴う来訪者数は前年比19%増の1,715万人を記録し、新型コロナウイルス禍前の2019年の規模(1,673万人)を上回った。また、2023年のドバイ国際空港利用旅客数は前年比31.7%増の8,699万人に達した。

非石油部門の主要産業別の成長率をみると、金融・保険業(17.3%)が高成長を記録した。また、運輸・倉庫業が19.1%増、ホテル・フードサービス業が10.0%増と、空港利用旅客数の増加に伴い観光客を含む国内移動が増加したことがこれらの部門の成長に反映された。そのほか、建設業が10.3%増と過去10年で最高の成長率を記録するとともに不動産業(10.4%増)も堅調な成長を記録した。

2023年の消費者物価指数(CPI)上昇率 は1.6%となり、4.8%だった2022年から大幅に低下した。原油価格とそれに連動して国内公定価格が決まるガソリン代の推移によるものが大きいとみられる。なお、IMFが2024年4月に発表したブラックジャック勝ち方の経済見通しでは、2024年の成長率を3.5%、2025年のそれは4.2%と予測している。依然として、中東情勢の緊迫化と石油の減産調整の影響が続くとの見解だ。

表1 アラブ首長国連邦(ブラックジャック勝ち方)の実質GDP(単位:100万ディルハム、2010年価格、%)(△はマイナス値)
部門・産業別項目 2021年 2022年 2023年
金額 金額 金額 成長率 構成比 寄与度
石油部門(鉱業・採石業、含:石油・ガス) 367,043 547,527 461,227 △ 15.8 24.4 △ 4.7
非石油部門 1,157,702 1,298,757 1,426,917 9.9 75.6 6.9
非金融部門
卸売・小売・修理サービス業 194,524 212,231 226,570 6.8 12.0 0.8
製造業 152,501 181,319 204,784 12.9 10.8 1.3
建設業 128,774 137,682 151,799 10.3 8.0 0.8
不動産業 71,492 81,022 89,422 10.4 4.7 0.5
運輸・倉庫 71,969 97,962 116,693 19.1 6.2 1.0
専門・科学技術・総務関連サービス 74,475 81,733 83,193 1.8 4.4 0.1
情報通信業 47,121 50,415 53,354 5.8 2.8 0.2
電力・ガス・水・ごみ処理 70,437 76,616 83,280 8.7 4.4 0.4
ホテル・フードサービス業 30,816 38,761 42,625 10.0 2.3 0.2
金融・保険業 114,296 130,272 152,766 17.3 8.1 1.2
政府サービス部門 114,445 117,222 124,137 5.9 6.6 0.4
全体 1,524,744 1,846,283 1,888,144 2.3 100 2.3

〔注1〕2023年は推計値のため、変更される可能性がある。主要項目のみ抽出しているため、各項目の合計は100%にならない。
〔注2〕2021年統計から、需要項目別のデータが非公開となったため、部門・産業別項目のみ掲載。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

ブラックジャック勝ち方
非石油部門の輸出が増加

UAEの連邦競争・統計局によれば、2023年の非石油部門のブラックジャック勝ち方額(通関ベース)は、輸出が前年比9.0%増の1兆370億ディルハム(約41兆4,800億円、1ディルハム=約40円)、輸入は18.3%増の1兆4,390億ディルハムとなった。なお、石油部門のブラックジャック勝ち方統計が発表されていないことから、石油部門と非石油部門を合わせた輸出総額は不明だ。中東のブラックジャック勝ち方ハブであるドバイを擁するUAEでは、非石油部門における再輸出が輸出額の59.4%を占め、前年比5.7%増 となった。

非石油部門の輸出(再輸出を含む)を国別にみると、サウジブラックジャック勝ち方ビア向けが1,082億933万ディルハム(前年比4.9%増)で最大、次いでインド875億240万ディルハム(1.3%減)、イラク833億6,856万ディルハム(5.7%増)だった。再輸出のみではサウジブラックジャック勝ち方ビアが最大で687億9,198万ディルハム(2.4%増)、イラク635億7,924万ディルハム(0.2%増)、インド442億306万ディルハム(8.7%減)と続いた。国別の輸入では、中国が2,843億2,187万ディルハム(15.2%増)と最大で、インド1,118億2,470万ディルハム(11.6%増)、米国985億1,704万ディルハム(25.5%増)の順となり、日本は5位の557億1,916万ディルハム(26.3%増)だった。

表2 ブラックジャック勝ち方の輸出入[通関ベース](単位:100万ドル、%)
部門 輸出(FOB) 部門 輸入(CIF)
2022年 2023年 2022年 2023年
金額 金額 伸び率 金額 金額 伸び率
石油輸出 94,677 78,161 △17.4
合計(その他含む) 532,797 570,169 7.0 合計(その他含む) 417,032 470,477 12.8

〔出所〕OPEC年次報告書から作成

表3-1 ブラックジャック勝ち方の主要品目別非石油部門 輸出[通関ベース](単位:100万ディルハム、%)(△はマイナス値)
品目 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
真珠・貴石・貴金属 145,841 201,078 47.8 37.9
卑金属およびその製品 74,842 68,474 16.3 △8.5
調製食料品、飲料、アルコール、食酢、たばこ 28,217 32,146 7.6 13.9
鉱物性生産品 26,981 29,475 7.0 9.2
プラスチックおよびゴム 26,909 20,435 4.9 △24.1
合計(その他含む) 368,344 420,894 100 14.3

〔注1〕輸出および再輸出は石油部門を含まない。
〔注2〕「FOB」「CIF」「CV」等の表示が出所のデータに記載なし。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

表3-2 ブラックジャック勝ち方の主要品目別非石油部門 再輸出[通関ベース](単位:100万ディルハム、%)(△はマイナス値)
品目 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
機械類および電気機器 212,287 227,098 36.9 7.0
真珠・貴石・貴金属 116,612 130,199 21.1 11.7
輸送用機器 67,651 75,418 12.2 11.5
化学工業産品 28,533 31,658 5.1 11.0
鉱物性生産品 32,862 26,129 4.2 △20.5
合計(その他含む) 582,800 616,171 100 5.7

〔注1〕輸出および再輸出は石油部門を含まない。
〔注2〕「FOB」「CIF」「CV」等の表示が出所のデータに記載なし。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

表3-3 ブラックジャック勝ち方の主要品目別輸入[通関ベース](単位:100万ディルハム、%)(△はマイナス値)
品目 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
真珠・貴石・貴金属 336,335 421,900 29.3 25.4
機械類および電気機器 311,220 381,551 26.5 22.6
輸送用機器 102,764 142,946 9.9 39.1
卑金属およびその製品 68,388 73,315 5.1 7.2
繊維および繊維製品 35,517 37,605 2.6 5.9
合計(その他含む) 1,215,954 1,439,030 100 18.3

〔注1〕輸出および再輸出は石油部門を含まない。
〔注2〕「FOB」「CIF」「CV」等の表示が出所のデータに記載なし。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

表4-1 ブラックジャック勝ち方の主要国・地域別非石油部門輸出[通関ベース](単位:100万ディルハム、%)(△はマイナス値)
国・地域 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
サウジブラックジャック勝ち方ビア 103,195 108,209 10.4 4.9
インド 88,632 87,502 8.4 △1.3
イラク 78,882 83,369 8.0 5.7
トルコ 29,029 68,761 6.6 136.9
香港 37,767 52,792 5.1 39.8
合計(その他含む) 951,145 1,037,065 100 9.0

〔注〕「FOB」「CIF」「CV」等の表示が出所のデータに記載なし。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

表4-2 ブラックジャック勝ち方の主要国・地域別輸入[通関ベース](単位:100万ディルハム、%)(△はマイナス値)
国・地域 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
中国 246,848 284,322 19.8 15.2
インド 100,175 111,825 7.8 11.6
米国 78,526 98,517 6.8 25.5
トルコ 35,273 64,841 4.5 83.8
日本 44,107 55,719 3.9 26.3
合計(その他含む) 1,215,954 1,439,030 100 18.3

〔注〕「FOB」「CIF」「CV」等の表示が出所のデータに記載なし。
〔出所〕ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局統計データから作成

通商政策
2023年もCEPA締結や交渉の拡大を推進

UAEは、複数の国・地域と包括的経済連携協定(CEPA)の締結に向けた交渉を実施しているが、2023年は3カ国との発効、2カ国との署名、1カ国との交渉妥結に至った。2023年4月にはイスラエルと、9月にはインドネシアおよびトルコとのCEPAがそれぞれ発効した。カンボジアとは6月に、ジョージアとは10月にそれぞれ署名を行った。韓国とは10月に交渉が妥結した。コスタリカ、タイ、マレーシア、セルビア、ニュージーランドとは2023年に入って新たに交渉開始した。UAEは最終的に、日本含む103カ国までCEPAの締結対象を広げ、ブラックジャック勝ち方総額のうち最大95%をカバーすることを目指している。

対内・対外直接ブラックジャック勝ち方
グリーンフィールドブラックジャック勝ち方件数で世界2位に飛躍

国連貿易開発会議(UNCTAD)の世界ブラックジャック勝ち方報告2024によると、UAEの2023年の対内直接ブラックジャック勝ち方額(国際収支ベース、ネット、フロー)は前年比79億5,100万ドル増(35.0%増)の306億8,800万ドル、対内直接ブラックジャック勝ち方残高は306億8,700万ドル増(15.8%増)の2,249億8,700万ドルとなった。対内直接ブラックジャック勝ち方額は過去最高を記録し、中東域内では1位、世界では11位の金額となった。またグリーンフィールドブラックジャック勝ち方のプロジェクト件数でも、前年比32.7%増の1,323件で米国に次いで世界2位に躍進した。UAE政府発表によると、2023年の対内直接ブラックジャック勝ち方残高の産業別構成のうち26%が卸売業・小売業、次いで不動産が24%、金融および保険が21%の順となっている。国別でみると上位3カ国は、英国15%、インド6%、サウジアラビア4%となっている。グリーンフィールドブラックジャック勝ち方金額については、160億ドルを超え、発表されたプロジェクトあたりの金額順にみると米国(38億ドル)、インド(33億ドル)、英国(12億ドル)、フランス(11億ドル)、サウジアラビア(11億ドル)の順であった。

対外直接ブラックジャック勝ち方額(国際収支ベース、ネット、フロー)については、223億2,800万ドルで前年比10.1%減、対外直接ブラックジャック勝ち方残高は2,622億800万ドルで9.3%増となっている。

ブラックジャック勝ち方環境・外資政策
法人税の適用を開始

ブラックジャック勝ち方は2023年6月1日に始まる会計年度から法人税9%の適用を開始した。原則同国内の企業で、年間所得が37万5,000ディルハムを上回る場合に課税対象となる(小規模事業者やスタートアップ企業などへの救済措置あり)。外国企業にとっては進出のハードルとなるが、ブラックジャック勝ち方としては国家歳入の新財源となり、ビジネスルールを国際基準に近づける施策として位置付けている。

COP28を経て、会議開催国ブラックジャック勝ち方の新たな取り組み

UAEは産業多角化および脱炭素社会の観点から石油依存からの脱却を目指している。2023年11月には国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)がドバイで開催され、2050年に温室効果ガス(GHG)排出を実質ゼロにするネットゼロ目標に向け、「化石燃料からの移行を進め、今後10年間で行動を加速させる」ことを最終合意文書に定めた。産油国が開催地となったCOP28において、化石燃料からの移行が最終合意文書に含まれたことは象徴的であった。UAEの取り組みとしては、気候変動ブラックジャック勝ち方ファンド「アルテラ(ALTÉRRA)」を創設し、300億ドルの拠出を決定した。アブダビの再生可能エネルギー会社マスダール(Masdar)は、2030年までに再生可能エネルギー総容量100ギガワットを達成するという目標に向け、グリーンファイナンスの制度を通じて今後数年間で30億ドルの調達を目指すと発表した。ドバイ道路交通局(RTA)は2050年までにゼロエミッションの公共バス、タクシー、スクールバスに完全移行することを目標に、段階的に電気や水素をエネルギーとするバスを導入、2040年までに全てのタクシーとリムジンを電気自動車(EV)および水素自動車に移行することを目指している。さらに、モビリティ向け水素燃料供給の取り組みとして、アブダビ国営石油会社(ADNOC)がCOP28開催直前の2023年11月下旬、中東初の水素高速供給ステーションをアブダビ首長国のマスダールシティーに開設した。

対日関係
日本のUAE向け直接ブラックジャック勝ち方額が大幅に増加

日本の対UAEブラックジャック勝ち方について、日本の財務省ブラックジャック勝ち方統計をドル換算したものでみると、2023年の日本からUAEへの輸出額は104億400万ドル(前年比22.5%増)、輸入額は370億3,800万ドル(19.5%減)となった。ブラックジャック勝ち方赤字は266億3,400万ドル(29.0%減)と輸入額の減少に伴い赤字幅が減少した。日本はUAEにとって非石油部門のブラックジャック勝ち方で9位の相手国となり、輸入相手国としては中国、インド、アメリカ、トルコに次いで5位となっている。

輸出では、輸送用機器が40.4%で最大のシェアを占めている構図は長年変わらず、輸出額は42億700万ドル(20.5%増)となった。2023 年は、世界的な半導体不足が解消したことで自動車生産への影響が少なくなり、ブラックジャック勝ち方 での旺盛な自動車需要に対して、供給体制が回復したことも輸出の伸びを後押しした。輸入は、構成比の96.7%を占める鉱物性燃料が18.9%減となり輸入総額の減少に影響を与えた。

表5-1 日本の対ブラックジャック勝ち方主要品目別輸出(FOB)[通関ベース](単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
輸送用機器 3,492 4,207 40.4 20.5
階層レベル2の項目自動車 2,998 3,645 35.0 21.6
一般機械 1,375 1,500 14.4 9.1
階層レベル2の項目原動機 510 515 4.9 1.0
原料別製品 967 930 8.9 △3.8
階層レベル2の項目鉄鋼 524 463 4.5 △11.6
電気機器 303 336 3.2 10.9
階層レベル2の項目音響・映像機器 15 29 0.3 93.6
合計(その他含む) 8,492 10,404 100 22.5

〔出所〕 財務省ブラックジャック勝ち方統計「ブラックジャック勝ち方統計(通関ベース)」から作成

表5-2 日本の対ブラックジャック勝ち方主要品目別輸入(CIF)[通関ベース](単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2022年 2023年
金額 金額 構成比 伸び率
鉱物性燃料 44,173 35,808 96.7 △ 18.9
階層レベル2の項目原油および粗油 38,341 31,892 86.1 △ 16.8
階層レベル2の項目石油製品 3,730 3,189 8.6 △ 14.5
階層レベル2の項目揮発油 3,730 3,189 8.6 △ 14.5
階層レベル2の項目液化天然ガス 1,946 655 1.8 △ 66.3
階層レベル2の項目液化石油ガス 156 72 0.2 △ 54.0
原料別製品 1,338 898 2.4 △ 32.9
階層レベル2の項目非鉄金属 1,332 894 2.4 △ 32.9
合計(その他含む) 46,009 37,038 100 △19.5

〔出所〕 財務省ブラックジャック勝ち方統計「ブラックジャック勝ち方統計(通関ベース)」から作成

日本銀行の国別・業種別対外・対内直接ブラックジャック勝ち方統計(ネット、フロー)によると、2023年の日本からUAEへの直接ブラックジャック勝ち方額は508億円で前年から243億円増加した。産業分野別でみると、サービス産業が最大であり、152億円であった。UAEから日本への直接ブラックジャック勝ち方額は17億円で、前年比10億円のプラスとなった。アブダビのソブリンウェルスファンドであるムバダラ・インベストメント(Mubadala Investment Company)は2023年6月、日本の住宅用不動産ブラックジャック勝ち方向けの合弁会社設立を発表した。最大で800億円相当のポートフォリオを構築する予定で、日本のサムライ・キャピタルとも提携する。

7月には岸田文雄首相(当時)がブラックジャック勝ち方を訪問した。日本とブラックジャック勝ち方の「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアチブ(CSPI)」の下、両国が協力関係強化について合意し、両国間のビジネス促進に弾みがついた。伊藤忠商事とJFEスチールがアブダビ港湾およびイーエム・スチール(EMSTEEL)とグリーンスチール(注)に関する戦略的協業に関する覚書を締結したほか、川崎重工業がADNOCと液化水素のサプライチェーン構築に向けた戦略的協業契約を締結し、水素製造や海上輸送に関する共同調査の実施が決定するなど、同時期に開催された「日・ブラックジャック勝ち方・ビジネス・フォーラム」では23本の協力覚書(MOU)の交換・署名が日本企業および政府系機関とブラックジャック勝ち方側との間で行われた。

その他、日本企業の動きとしては2023年3月にマクニカがブラックジャック勝ち方のサイバーセキュリティー会社サイバーナイト・テクノロジー(CyberKnight Technologies)の買収を発表したほか、ソフトバンクが7月にドバイの再生可能エネルギー開発会社アメア・パワー(AMEA Power)に7,500万ドルを出資、8月に九州電力がドバイに中東初拠点を設立した。

(注)グリーンスチール:水素還元製鉄など温室効果ガスが発生しない製鉄技術で製造された鉄鋼を指す。

基礎的経済指標

(△はマイナス値)
項目 単位 2021年 2022年 2023年
実質GDP成長率 (%) 4.4 7.5 3.6
1人当たりGDP (米ドル) 43,438 52,625 51,909
消費者物価上昇率 (%) 0.2 4.8 1.6
失業率 (%) n.a. n.a. n.a.
ブラックジャック勝ち方収支 (100万米ドル) 79,047 112,300 72,748
経常収支 (100万米ドル) 47,951 66,475 54,831
外貨準備高(グロス) (100万米ドル) 127,873 134,064 184,551
対外債務残高(グロス) (100万米ドル) n.a. n.a. n.a.
為替レート (1米ドルにつき、ブラックジャック勝ち方ディルハム、期中平均) 3.67 3.67 3.67

注:
1人当たりGDP:推計値
実質GDP成長率、ブラックジャック勝ち方収支:2023年は推計値
経常収支:2023年は推計値
出所:
1人当たりGDP、経常収支、外貨準備高(グロス)、為替レート:IMF
実質GDP成長率、消費者物価上昇率:ブラックジャック勝ち方連邦競争・統計局
ブラックジャック勝ち方収支:OPEC