ブラック ジャック ランキング、輸入手続き
品目の定義
本ページで定義するコメ・パックご飯・米粉および米粉製品のHSコード
コメ
- 1006:
- Rice
コメ
パックご飯
- 190490:
- Prepared foods obtained by the swelling or roasting of cereals or cereal products (for example, corn flakes); cereals (other than maize (corn)) in grain form or in the form of flakes or other worked grains (except flour. groats and meal), pre-cooked, or otherwise prepared, not elswhere specificed or included.
穀物または穀物産品を膨脹させてまたは炒って得た調製食料品(例えば、コーンフレーク)ならびに粒状またはフレーク状の穀物(とうもろこしを除く。)およびその他の加工穀物(粉およびミールを除く。)であらかじめ加熱による調理その他の調製をしたもの(他の項に該当するものを除く。)
米粉および米粉製品
- 110290:
- Cereal flours other than of wheat or meslin
穀粉(小麦粉およびメスリン粉を除く。)
※米粉を使った加工食品については、別のHSコードの分類となる可能性があるため、事前に現地の食品安全当局および通関への確認が推奨されます。
関連リンク
- 関係省庁
-
ドバイ税関(英語)
- その他参考情報
-
ドバイ税関による各品目の定義(英語)
UAEのブラック ジャック ランキング規制
1. ブラック ジャック ランキング禁止(停止)、制限品目(放射性物質規制等)
調査時点:2021年7月
1. 放射性物質規制
アラブ首長国連邦(UAE)政府は、2020年12月10日付で東京電力福島第一原子力発電所事故の発生に伴う日本産食品のブラック ジャック ランキング規制を撤廃しました。
関連リンク
2. ブラック ジャック ランキング地域規制
UAEは、2020年8月29日に、イスラエルを原産とする製品およびイスラエルのトレードマークやロゴが付された製品のブラック ジャック ランキング規制を撤廃しました。
また、カタールとの断交以降、カタールとの輸出入は不可となっていましたが、2021年1月5日にサウジアラビアのアルウラで開催された第41回湾岸協力会議(GCC)首脳会議に際して、GCCおよびエジプトが「アルウラ声明」に署名し、各国のカタールとの断交問題に区切りが付けられました。その後、UAEの各港湾管理庁がカタールとの輸出入に関する規制の緩和を発表しており、現在は輸出入が可能となっています。
2. 施設登録、輸出事業者登録、輸出に必要な書類等(輸出者側で必要な手続き)
調査時点:2021年7月
- (1)製造・加工施設の登録の有無、その方法
- UAEにおいてコメ・パックご飯・米粉および米粉製品をブラック ジャック ランキングする際は、ブラック ジャック ランキングされる商品の製造・加工施設の登録は必要ありません。ただし、ブラック ジャック ランキングされる商品を現地のブラック ジャック ランキング管理システムに登録する際に必要となる商品ラベルに会社情報(企業名、住所)が記載されている必要があります。
- (2)輸出事業者の登録の有無、その登録方法
- UAEにおいてコメ・パックご飯・米粉および米粉製品をブラック ジャック ランキングする際は、ブラック ジャック ランキングされる商品の輸出事業者の登録は必要ありません。
- (3)ブラック ジャック ランキング通関にあたり、輸出者側で用意すべき書類
- UAEにおいて、ブラック ジャック ランキングされる食品のブラック ジャック ランキング通関にあたり、輸出者側で用意すべき書類は次のとおりです:
- 船荷証券(B/L)
- インボイス
- パッキングリスト
- 原産地証明書
- 衛生証明書(日本の商工会議所で衛生証明書の代替となるサイン証明書を取得する必要があります。その際、ドバイ向けにかぎっては、サイン証明書の書式が規格化されています。書式は、サイン証明を発給する最寄りの商工会議所から入手してください。)
- ハラール証明書(畜肉および畜肉派生品のみ必要なので、コメ・パックご飯・米粉および米粉製品の場合は不要)
3. 動植物検疫の有無
調査時点:2021年7月
UAEに日本からコメ(精米および玄米)を輸出する場合には、植物検疫証明書が必要となります。
UAEに日本からパックご飯・米粉および米粉製品をブラック ジャック ランキングする場合は、動物および植物検疫証明書なしで輸出できます。
関連リンク
- 関係省庁
-
植物防疫所
-
動物検疫所
-
連邦気候変動環境省(MOCCAE)(英語)
- 根拠法等
-
連邦法 No. 5 1979「植物検疫(Agricultural Quarantine)」(英語)
(103KB)
-
連邦法 No. 5 1979「植物検疫(Agricultural Quarantine)」の改正(連邦法No. 6 1992)(英語)
(12KB)
-
連邦法 No. 6 1979「動物検疫(Veterinary Quarantine)」および改正連邦法No. 7 1992(英語)
(103KB)
※こちらのウェブサイトから同法を検索してください。 -
連邦法 No. 6 1979「動物検疫(Veterinary Quarantine)」の改正(連邦法No. 7 1992)(英語)
(25KB)
-
連邦気候変動環境省 省令No. 460 2001「GCCにおける動物検疫執行令に関する省令」(英語)
26KB
- その他参考情報
-
植物防疫所「各国のブラック ジャック ランキング規制等詳細情報:アラブ首長国連邦」
-
植物防疫所「諸外国に植物等を輸出する場合の検疫条件一覧」
(249KB)
UAEの食品関連の規制
1. 食品規格
調査時点:2021年7月
UAEでは、GSOレベルで発行されているさまざまな食品の規格(技術規則)を採用しており、コメ・パックご飯・米粉および米粉製品に関しては次の規格が存在しています。これらの規格は、UAEの産業先端技術省(MoIAT)のウェブサイトにおいて購入が可能です
種類(例) | UAEの現行規格 |
---|---|
コメ | UAE.S/GSO 1003 :2012 Rice Kernels |
コメ | UAE.S GSO 1307 :2002 Methods Of Test For Milled Rice |
2. 残留農薬および動物用薬品
調査時点:2021年7月
UAEでは、コーデックス規格を採用し、産業先端技術省(MoIAT)の発行規格「UAE.S MRL1:2019農産物および食品中の農薬の最大残留許容量(Maximum Residue Limits (MRLs) for Pesticides in agricultural and food products)」で、食品の残留農薬の最大残留許容量について規定しています。規格は、MoIATのウェブサイトにおいて購入が可能です。
また、UAEでは、食品中に残留する動物医薬品の最大残留許容量についてもコーデックス規格を採用し、MoIATの発行する規格「UAE.S GSO 2481:2015食品中の動物用医薬品の最大残留許容量(Maximum Residue Limits (MRLs) for Veterinary Drugs in Food)」として定められています。規格は、MoIATのウェブサイトにおいて購入が可能です。
これに加え、連邦気候変動環境省(MOCCAE)が、省令を通じて禁止または制限農薬のリストを公表しています。省令は随時改正されており、2018年の改正省令では、禁止農薬のリストに346種類、制限農薬のリストには36種類、計382種類の農薬が含まれています。省令文章自体はアラビア語ですが、農薬名は英語で確認することが可能です。
関連リンク
- 関係省庁
-
産業先端技術省(MoIAT)(アラビア語)
-
連邦気候変動環境省(MOCCAE)(英語)
-
ドバイ市政府食品安全局(英語)
-
アブダビ農業食品安全機関(英語)
- 根拠法等
-
UAE.S MRL1:2019農産物および食品中の農薬の最大残留許容量(Maximum Residue Limits (MRLs) for Pesticides in agricultural and food products)(英語)
-
UAE.S GSO 2481:2015食品中の動物用医薬品の最大残留許容量(Maximum Residue Limits (MRLs) for Veterinary Drugs in Food)(英語)
-
連邦気候変動環境省省令No.36 2018「禁止または制限農薬の改正リスト」(アラビア語)
(634KB)
- その他参考情報
-
食品安全に関するUAE政府ウェブサイト(英語)
-
CODEX「Pesticide Index」(英語)
3. 重金属および汚染物質
調査時点:2021年7月
UAEでは、汚染物質と毒素に関する基準として、コーデックス規格を採用し、「UAE.S CAC 193 :2013食品と飼料に含まれる汚染物質と毒素に関する一般基準(General Standard for Contaminants and Toxins in Food and Feed)」としてMoIATがこれを公表しています。規格は、MoIATのウェブサイトにおいて購入が可能です。
重金属の種類 | 最大許容量(ppm) |
---|---|
ヒ素 | 0.35(精米前)0.2(精米後) |
カドミウム | 0.4(精米後) |
4. 食品添加物
調査時点:2021年7月
UAEで使用できる食品添加物は、各種規格によって規定されています。添加物に関しては、「UAE.S 192:2019 食品への使用が許可される添加物(Additives Permitted for Use in Foodstuffs)」や「UAE.S GSO 707 :1997 食品への使用が許可される香料(Flavourings Permitted for Use in Foodstuffs)」、「UAE.S GSO 995:2015 食品への使用が許可される甘味料(Sweeteners Permitted In Food)」などがあります。これらの規格は、ESMAのウェブサイトにおいて購入が可能です。
また、ドバイ市政庁のウェブサイトによると、「GSFA Online Food Additive Index」および「European Commission Database」に掲載されていない食品添加物については、使用が禁止されているとの記載があります。また、これらの食品添加物については商品ラベルに認可物質名または国際番号とその機能の表記が必要です。
加えて、ドバイ市政庁が過去に公開している「食品のブラック ジャック ランキングおよび再輸出に関する要件」という資料においては、下記の添加物の使用が禁止されていると掲載されています。
E 番号 | 英語名 | 日本語名 |
---|---|---|
102 | Tartrazine | 黄色4号 |
104 | Quinoline Yellow (yellow no.1) | キノリンイエロー(黄色1号) |
105 | Fast Yellow AB | ファストイエローAB (アゾ色素) |
107 | Yellow 2 G (Food Yellow 5) | イエロー2G(食用黄色5号) |
123 | Amaranth (C.1. 16185. FD and C Red 2) | アマランス(C.1. 16185. FD and C 赤色2号) |
124 | Ponceau 4 R (Red 2) (CI. 16255) | ポンソー 4 R (赤色2号、CI. 16255) |
131 | Patent Blue V (C.I. 42051) | パテントブルー V (C.I. 42051) |
142 | Green S (Acid Brilliant Green, Food Green S, Lissamine Green, C. 44090) | グリーン S (アシッドグリリアントグリーン、フードグリーン S、リサミンクグリーン C. 44090) |
924 | Potassium Bromate (Bread products) | 臭素酸カリウム (パン製造時に使用) |
952 | Cyclamate: An artificial intense sweetener with known links to testicular atrophy in rats and monkeys. These links led to cyclamate being banned in the United Kingdom, but European Union legislation allowed cyclamate back into our food and drink. | チクロ: 強力な甘味を持つ人工甘味料であり、ネズミおよびサルの動物実験により精巣萎縮と関係があることが知られている。 英国ではチクロの使用を禁止したが、EUではいったん使用禁止にしたものの、食品や飲料へのチクロ使用を再容認している。 |
1510 | Ethanol (alcohol) | エタノール(アルコール) |
関連リンク
- 関係省庁
-
産業先端技術省(MoIAT)(アラビア語)
-
連邦気候変動環境省(MOCCAE)(英語)
-
ドバイ市政府食品安全局(英語)
-
アブダビ農業食品安全機関(英語)
- 根拠法等
-
UAE.S 192:2019 食品への使用が許可される添加物(Additives Permitted for Use in Foodstuffs)(英語)
-
UAE.S GSO 707 :1997 食品への使用が許可される香料(Flavourings Permitted for Use in Foodstuffs)(英語)
-
UAE.S GSO 995:2015 食品への使用が許可される甘味料(Sweeteners Permitted In Food)(英語)
- その他参考情報
-
ドバイ市政庁食品安全局「食品のブラック ジャック ランキングおよび再輸出に関する要件」(英語)
(2.3MB)
-
ドバイ市政庁「FAQ:許可される食品添加物について」(英語)
-
アブダビ農業食品安全機関「許可される食品添加物」(英語)
(601KB)
-
ジェトロ「食品添加物規制調査 UAE」
(695KB)
- ジェトロ「黄色4号(E-102号)の使用を禁止 -使用食品は2019年7月1日からブラック ジャック ランキング禁止に-」
-
GSFA Online Food Additive Index(英語)
-
European Commission Database(英語)
5. 食品包装規制
調査時点:2021年7月
UAEでは、食品用の容器・包装に関する規制は、主に「UAE.S GSO 839 :1997食品包装‐パート1:一般的要件(Food Packages - Part 1: General Requirements)」および、「UAE.S GSO 1863 :2013食品包装 – パート2:プラスチック包装の一般的要件(Food packages - Part 2: Plastic package - General -requirements)」によって定められています。
そのほか、次の規格も適用されます。
- 「UAE.S 5009 :2009酸化型生分解性プラスチック袋とその他の使い捨てプラスチックの規格と仕様(Standard & Specification For Oxo-Biodegradation Of Plastic Bags And Other Disposable Plastic Objects)」
- 「UAE.S GSO 1194 :2002食品パッケージに適用されるポリエチレンバッグの検査方法(Methods Of Testing Polyethylene Bags For Food Packaging Applications)」
酸化型生分解性プラスチックの食品包装については、連邦気候変動環境省(MOCCAE)の省令により2014年1月1日からその利用が義務付けられています。さらに連邦基準化計測庁(ESMA)の首長国適合性認証システム(ECAS)への登録と適合性認証が必要になります。これらの規格は、ESMAのウェブサイトにおいて購入が可能です。
関連リンク
- 関係省庁
-
産業先端技術省(MoIAT)(アラビア語)
-
連邦気候変動環境省(MOCCAE)(英語)
- 根拠法等
-
UAE.S GSO 839 :1997食品包装‐パート1:一般的要件(Food Packages - Part 1: General Requirements)(英語)
-
UAE.S GSO 1863:2013 食品包装 – パート2:プラスチック包装の一般的要件(Food packages - Part 2: Plastic package - General -requirements)(英語)
-
UAE.S 5009:2009 酸化型生分解性プラスチック袋とその他の使い捨てプラスチック製品の規格と仕様(Standard & Specification For Oxo-Biodegradation Of Plastic Bags And Other Disposable Plastic Objects)」(英語)
-
UAE.S GSO 1194:2002食品パッケージに適用されるポリエチレンバッグの検査方法 (Methods Of Testing Polyethylene Bags For Food Packaging Applications)(英語)
- その他参考情報
-
首長国適合性認証システム(ECAS)のウェブサイト(英語)
- ジェトロ「加工食品のブラック ジャック ランキング制度(アラブ首長国連邦(UAE))」(2014年2月)
- カード ゲーム ブラック ジャック向け食品の包装制度調査(EU、TPP、米国、中国、韓国、台湾、インド、タイ、インドネシア、GCC、メルコスール)
6. ラベル表示
調査時点:2021年7月
ラベル表示に関しては、GSO規格である「UAE.S 9:2019 包装食品のラベル表示(Labeling of prepackaged food stuffs)」、栄養成分の表記については、「UAE.S GSO 2233:2019 栄養成分ラベルの要件(Requirements of nutritional labeling)」の要件に従う必要があります。各首長国の食品安全局や食品管理庁も食品のラベル表示に関する指針などを定めています。
ドバイ首長国では、ブラック ジャック ランキング前にラベルの承認を受ける必要があり、ラベルに表示しなければならない内容は次のとおりです。食品添加物の表示は、認可物質名または国際番号とその機能の表記が必要です。
- ブランド名
- 製品名(食品の説明の要約)
- 原材料(原材料を含有重量/容量の大きい順に)
- 製造日および消費期限(消費期限または有効期限の表示が免除されている場合を除く)
- 製造者、梱包者、販売者、またはブラック ジャック ランキング者名
- 正味重量または容量
- 原産国(省略すると消費者の混乱や誤解を招く場合)
- 製品のバーコード
- ロット番号
- 保管条件(保管条件が製品の有効性に影響する場合)
- 過敏症を引き起こす可能性のある成分情報
- 使用説明(必要な場合)
- 栄養成分
ラベルは英語およびアラビア語で表示しなければなりません。また、ラベルについては、ステッカーの貼付でもよいとされています。
このほか、食品のラベル表示に関して、栄養および健康に関する強調表示の要件に関しては、「UAE.S 2333:2019 食品に関する健康および栄養に関する効果表示の許可と条件(Permitted Health and Nutrition Claims Made on Food and Conditions of Use)」の規則にのっとる必要があります。 食品の消費期限の詳細については、「UAE.S 150-1:2017 食品の消費期限パートI:消費期限の義務(Expiration dates for food products - Part 1 : Mandatory expiration dates)」および「UAE.S 150-2:2017 食品の消費期限パートII:任意の消費期限(Expiration dates for food products - Part 2 : Voluntary expiration dates)」で規定されています。製造年月日と消費期限を食品包装またはラベルに印刷する必要があり、記載方法は次のとおり指定されています。製造日から消費期限までが3カ月以上ある場合は、月と年のみの表示でよいとされています。また、消費期限が3カ月以上の場合、製造日を省略できるルールがありますが、ドバイ首長国のみで通用するルールのため、ほかの首長国への運搬やGCCの他国へ再輸出ができません。製造日を記載することを推奨します。
- 製造日
- P:日/月/年
- 消費期限
- E:日/月/年
また、コメについては、消費期限の記載が不要であり、代わりに収穫日と加工日(パッケージへの封入日)を記載することが求められています。
関連リンク
- 関係省庁
-
産業先端技術省(MoIAT)(アラビア語)
-
連邦気候変動環境省(MOCCAE)(英語)
- 根拠法等
-
UAE.S 9:2019 包装食品のラベル表示(Labeling of prepackaged food stuffs)(英語)
-
UAE.S GSO 2233 :2019 栄養成分表示の要件(Requirements of nutritional labeling)(英語)
-
UAE.S 2333:2019 食品に関する健康及び栄養に関する効果表示の許可と条件(Permitted Health and Nutrition Claims Made on Food and Conditions of Use)(英語)
-
UAE.S 150-1:2017 食品の消費期限パートI:消費期限の義務(Expiration dates for food products - Part 1 : Mandatory expiration dates)(英語)
-
UAE.S 150-2:2017 食品の消費期限パートII:任意の消費期限(Expiration dates for food products - Part 2 : Voluntary expiration dates)(英語)
- その他参考情報
-
米国農業省「UAE:食品および農産物ブラック ジャック ランキング規制と規則」(英語)
7. その他
調査時点:2021年7月
なし
UAEでのブラック ジャック ランキング手続き
1. ブラック ジャック ランキング許可、ブラック ジャック ランキングライセンス等、商品登録等(ブラック ジャック ランキング者側で必要な手続き)
調査時点:2021年7月
UAEにおける食品のブラック ジャック ランキング手続きは、各首長国の税関および食品安全局(Food Safety Department:食品管理局)や農業食品安全機関(Agriculture and Food Safety Authority)がその実施を担っています。
ドバイ首長国の場合、コメ・パックご飯・米粉および米粉製品を含むすべての食品のブラック ジャック ランキングに際して、ブラック ジャック ランキング者によるドバイ市政庁食品安全局の食品ブラック ジャック ランキング再輸出システム(FIRS:Food Import Re-Export System)への事前登録が必要となります(ブラック ジャック ランキング者の要件は「ブラック ジャック ランキング手続き」の「3.販売許可手続き」を参照)。ブラック ジャック ランキングする食品はすべてFIRSの登録分類システムに登録することになっており、ブラック ジャック ランキング者は、ブラック ジャック ランキング前に食品ラベルの評価も実施する必要があります。FIRSへの登録は、ドバイ市政庁E-Governmentを通じて行います。登録とブラック ジャック ランキング申請のための手順は次のとおりです。
- 企業の登録:商業ライセンスを持つブラック ジャック ランキング者がドバイ市政庁のE-Governmentウェブサイトに登録してアカウントを作成し、そのうえでFIRSへの登録を行います。
- 食品の登録とラベル評価手続き:バーコード番号に基づいてブラック ジャック ランキングする食品をFIRSに登録し、ラベル評価手続きを行います。
- 食品ブラック ジャック ランキング申請:FIRSの登録分類システムに登録した食品について、FIRSを通じて必要情報を入力し、ブラック ジャック ランキング申請を提出します。手続きが完了すると照会番号が作成されます。この番号は港での検査時に必要になります。
2018年2月からUAEの各首長国で共通運用する連邦気候変動環境省のポータルサイトのZAD(アラビア語で食品の意)システムの運用が開始されました。ドバイ首長国が従来利用していたFIRSシステムはZADシステムと互換性を持っており、ドバイ首長国においては現在もFIRSシステムが利用されています。
2. ブラック ジャック ランキング通関手続き(通関に必要な書類)
調査時点:2021年7月
前述の「ブラック ジャック ランキング通関にあたり、輸出者側で用意すべき書類」で記載されているとおり、日本からコメ・パックご飯・米粉および米粉製品をUAEへブラック ジャック ランキングする際に必要となる通関提出書類は次のとおりです。
- ブラック ジャック ランキング申告書
- 荷渡指図書(D/O)
- 船荷証券(B/L)
- インボイス
- パッキングリスト
- 原産地証明書
- 衛生証明書(日本の商工会議所で衛生証明書の代替となるサイン証明書を取得する必要があります。その際、ドバイ向けにかぎっては、サイン証明書の書式が規格化されています。書式は、サイン証明を発給する最寄りの商工会議所から入手してください。)
- ハラール証明書(畜肉および畜肉派生品のみに必要なため、日本からコメ・パックご飯・米粉および米粉製品の場合は不要です。)
通関については各首長国の税関が窓口となっており、ドバイ首長国においてはDubai Customs(ドバイ税関)が担当しています。
関連リンク
- 関係省庁
-
ドバイ市政府食品安全局(英語)
-
アブダビ農業食品安全機関(英語)
-
ドバイ税関(英語)
-
アブダビ税関(英語)
- 根拠法等
-
GCC統一関税法(Common Customs Law of the GCC states)(英語)
(2.5MB)
-
ドバイ税関「税関ポリシー」(英語)
-
ドバイ市政府食品安全局「食品の登録及び評価申請方法」(英語)
- その他参考情報
-
ドバイ税関「通関手続き:ブラック ジャック ランキング」(英語)
-
ドバイ市政庁食品安全局「食品のブラック ジャック ランキングおよび再輸出に関する要件」(英語)
(2.3MB)
- ジェトロ「加工食品のブラック ジャック ランキング制度(アラブ首長国連邦(UAE))」(2014年2月)
- ブラック ジャック アプリ手続
3. ブラック ジャック ランキング時の検査・検疫
調査時点:2021年7月
GCCでは、各食品のリスクの高さに応じた食品検査システムを導入しており、ブラック ジャック ランキング食品の種類によって検査の手続きが異なります。リスク分類のカテゴリーは、高中低の3段階で、人の健康に及ぼす危険性の度合いにより分類されます。GCC諸国は、このリスクベースシステムの分類に基づいて、ブラック ジャック ランキング時の検査を実施する必要があります。
UAEにおける食品検査は、ブラック ジャック ランキング通関手続地の食品安全局または食品管理庁が担っています。ドバイ首長国の場合、食品のラボラトリー検査は、ドバイ市政庁食品安全局の食品ブラック ジャック ランキング再輸出サービス(FIRS)システムのリスク基準に従ってサンプル抽出し実施されています。
アブダビ首長国では、食品の種類によって人間に及ぼすリスクを高中低の3段階に分け、食品検査を実施しています。この食品の分類には「Rice(コメ)」というカテゴリーが中リスクに分類されています。中リスクに分類される食品は、50~70%については衛生書類の確認のみ、15~25%については衛生書類の確認と貨物検査(現地当局担当者による、貨物の目視検査)、残りの15~25%については衛生書類の確認と貨物検査に加えサンプル抽出とラボラトリー検査を実施しています。また、小麦粉およびデンプンについても中リスクに分類されていることから、米粉および米粉製品についても、中リスクに分類される可能性があると考えられます。リスク分類ごとの食品リストやリスクの分類は随時、変更される可能性があります。
食品のリスク分類 | 衛生書類の確認 貨物検査 サンプル抽出・ラボラトリー検査 |
衛生書類の確認 貨物検査 |
衛生書類の確認 |
---|---|---|---|
高リスク | 80~100% | 0~10% | 0~10% |
中リスク | 15~25% | 15~25% | 50~70% |
低リスク | 5~10% | 0~5% | 85~90% |
関連リンク
- 関係省庁
-
ドバイ市政府食品安全局(英語)
-
アブダビ農業食品安全機関(英語)
- 根拠法等
-
アブダビ首長国法No.2, 2008食品法(Food law)(英語)
(2.2MB)
-
アブダビ首長国規則No.2, 2008アブダビ首長国国境からのブラック ジャック ランキング食品検査のリスクベースアプローチ(Risk-Based approach for the control of imported foods via border of the emirate of Abu Dhabi)(英語)
(216KB)
-
アブダビ首長国規則No.5, 2010公式食品検査のサンプル抽出(Regulation No (5) of 2010 Food Sampling for Official Control)(英語)
(831KB)
-
ドバイ市政庁食品安全局「Food Code」(英語)
(2.3MB)
- その他参考情報
-
ドバイ税関「通関手続き:ブラック ジャック ランキング」(英語)
-
2016年GCCブラック ジャック ランキング食品管理ガイド(GCC Guide For Control On Imported Foods 2016)(英語)
(1,858KB)
-
アブダビ農業食品安全機関「食品ブラック ジャック ランキング者の手引き」(英語)
(835KB)
4. 販売許可手続き
調査時点:2021年7月
UAEでコメ・パックご飯・米粉および米粉製品をブラック ジャック ランキング・販売するにあたり、UAE国内共通のライセンスや登録はありませんが、ブラック ジャック ランキング者は各首長国において食品に特化した商業ライセンスまたは一般商業ライセンスを取得する必要があります。商業ライセンスの発行は、各首長国の経済発展局(DED:Department of Economic Development)がそれぞれ実施しています。さらに、ブラック ジャック ランキング者は、税関で登録し、会社コードを取得する必要があります。
関連リンク
- 関係省庁
-
ドバイ政庁経済発展局(英語)
-
アブダビ経済開発局(英語)
- 根拠法等
-
連邦法No.2 2015会社法(Law on Commercial Companies)(英語)
(353KB)
-
ドバイ首長国Law No. (13) of 2011 経済活動行為規制法(Regulating the Conduct of Economic Activities in the Emirate of Dubai)(英語)
(403KB)
- その他参考情報
-
ドバイ市政庁食品安全局「食品のブラック ジャック ランキングおよび再輸出に関する要件」(英語)
(2.3MB)
-
アブダビ農業食品安全機関「食品ブラック ジャック ランキング者の手引き」(英語)
(835KB)
5. その他
調査時点:2021年7月
なし
UAE内のブラック ジャック ランキング関税等
1. 関税
調査時点:2021年7月
UAEにおいては、ブラック ジャック ランキングされるコメ・米粉および米粉製品に対して関税は課せられません。
パックご飯に対しては、5%の関税が課せられます。
関連リンク
2. その他の税
調査時点:2021年7月
2018年1月1日からはすべての食品・飲料を含み、一律5%のVATが導入されています。
3. その他
調査時点:2021年7月
なし
その他
調査時点:2021年7月
- 1.ハラール認証
- UAEでは、動物および家禽類由来の肉派生品(現状は、牛肉および牛肉派生品に限る)は、ハラール認証を得た食肉処理場で加工されたものでなければ、ブラック ジャック ランキングができません。ブラック ジャック ランキングの際には、ハラールであることを示すハラール証明書が必要になります。食肉以外でも、ハラール認証のない食肉処理場で加工された油脂などの肉の派生品を原材料に含む食品はブラック ジャック ランキングができないため注意が必要です。
ハラール証明書は、輸出国にあるイスラーム団体(ハラール・サーティフィケーション・ボディ:HCB)が産業先端技術省(MoIAT)に申請を行い、MoIATの関連組織で、HCBとしての適正を審査し、認可する組織のエミレーツ・インターナショナル・アクレディテーション・センター:EIAC)などが認可(Accredit)したHCBのみが発行でき、ブラック ジャック ランキング時の許可要件の必要書類となっています。2021年7月時点において、EIACがHCBとして認可しており、UAEのハラール認証と相互認証を取得している日本国内の団体は、日本宗教法人日本イスラーム文化センター(Japan Islamic Trust)、エミレーツハラールセンター(Emirates Halal Center for Standards & Quality Certificate Corporation)、NPO法人日本ハラール協会(Japan Halal Association)、プライムサーティフィケーション&インスペクションカンパニー(Prime Certification & Inspection Company Ltd.) の4カ所が該当します。
UAEでは、特定の場所を除き、国内で流通しているものは原則ハラール食品となっています。そのため、ブラック ジャック ランキングにあたってMoIATが発行するUAEのハラールマークの貼付は前述の動物および家禽類由来の肉派生品と肉の派生品を原材料に含む食品以外の許可条件となっておらず、UAE国内での販売には特に必要ありません。ただし、前述の国内4カ所のHCBいずれかよりハラール認証を取得することで、ハラールマークをパッケージに表示させることは可能です。
ハラールマークの取得に関する規制の詳細は、MoIATが2015年4月発行したUAE規格「UAE.S 2055-1:2015ハラール製品-パート1:ハラール食品の一般要件(HALAL FOOD - Part 1 : General Requirements)」に定められています。規格は、MoIATのウェブサイトにおいて購入が可能です。 - 2.オーガニック(有機)認証
- UAEにおいては、オーガニックの表記について、UAE.S GSO 2374 :2014 オーガニック食品の製造・加工・ラベル表示・マーケティングに関するガイドライン(Guidelines for the Production, Processing, Labelling and Marketing of Organically Produced Foods)という規格が制定されており、オーガニック表記を行う食品については、本規格に適合することが求められます。これらの規格は、UAEの産業先端技術省(MoIAT)のウェブサイトにおいて購入が可能です。
なお、日本製の商品の場合、有機JAS規格に適合している商品であればUAEにおいてオーガニック表記を行うことが可能です。商品登録の際、有機証明書の提出を求められる場合がありますので、商品登録にあたって、同証明書を準備することが推奨されます。
関連リンク
- 関係省庁
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産業先端技術省(英語)
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産業先端技術省(MoIAT)(アラビア語)
- 根拠法等
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UAE.S 2055-1:2015ハラール製品-パート1:ハラール食品の一般要件(HALAL FOOD - Part 1 : General Requirements)(英語)
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UAE.S GSO 2374 :2014 オーガニック食品の製造・加工・ラベル表示・マーケティングに関するガイドライン(Guidelines for the Production, Processing, Labelling and Marketing of Organically Produced Foods)(英語)
- その他参考情報
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産業先端技術省によって認可されているHCBのリスト(英語)
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MoIAT「ハラール認証マークに関する一般的な要件」(英語)
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