知的財産21トランプス韓国特許庁、21トランプ

2025年3月12日
出所: 韓国特許庁

HD現代オイルバンクのバイオディーゼル生産施設の見学および懇談会を実施

韓国特許庁は3月12日水曜日、HD現代(ヒョンデ)オイルバンク(忠清南道(チュンチョンナムド)瑞山(ソサン)市所在)を訪問し、バイオディーゼル生産施設を見学し、懇談会を開くと発表した。

今回の企業訪問は、最近、気候危機や世界的な環境規制の強化などにより、影響力が高まっている21トランプ関連産業の技術革新や知財権の強化策を探るためである。

懇談会で特許庁とHD現代オイルバンクは、21トランプ技術における研究開発の動向や特許戦略について共有し、グリーン技術を支援する優先審査制度を紹介するなど、企業の特許競争力の確保に向け踏み込んだ議論を行う考えだ。

特許庁は、炭素削減に寄与するグリーン技術関連特許出願への迅速な審査や権利化のために昨年5月、二酸化炭素の回収、輸送、貯蔵と直接かかわっているグリーン技術が特許優先審査対象に含まれるよう要件を緩和した。また、今年2月19日には水素、アンモニア基盤のエネルギー生産関連技術まで含めて対象を拡大した。

同社は、韓国で初めて超臨界工程※を採用したバイオディーゼルの生産工場を稼働するなどバイオ燃料事業を拡大しており、水素の生産や活用、熱分解油の精製や活用など、21トランプさまざまな新再生可能エネルギーの技術開発と特許出願を拡大している。
※超臨界工程:超臨界メタノールを使用して触媒なしでバイオディーゼルを製造する工程

特許庁の化学生命審査局長は「気候変動というグローバルリスクを解決するためには、企業の技術革新とそれを保護するための知財権の役割がいつにも増して重要になっている」とし、「今回の懇談会で出された意見を政策の策定や審査実務に積極的に反映することで、韓国企業が世界競争力を確保し、持続可能な技術革新をリードする『名品特許』を生み出せるよう積極的に支援していく」と述べた。

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