知的財産ニュース韓国特許庁、ブラックジャックストラテジー

案内の通知がほしいユーザーは3月5日水曜日から申し込み可能

韓国特許庁は、ユーザーの利便性向上に向けた積極的な行政活動の一環として、知財ブラックジャックストラテジー※の実績状況を案内するサービスを4月から本格運用すると発表した。
※特許手数料の一定の割合を蓄積（キウムリワード）、または、知財経営優秀機関の選定および自動納付申し込みなどに付与するブラックジャックストラテジー制度

知財ブラックジャックストラテジー（キウムリワード）は、個人・中小企業のユーザーに対し特許・実用新案・意匠権において前年度の納付手数料の一定の割合をブラックジャックストラテジーとして付与する制度であり、出願料・審査請求料、登録料など手数料の納付の際に使える。

これまで知財ブラックジャックストラテジーは前年度の実績（1年間）を毎年4月に付与していたが、ブラックジャックストラテジーの内訳を通知する機能がなく利用分を確認することが難しかった。今年4月からはブラックジャックストラテジーが付与される際にユーザーのメールアドレスに実績分を案内するサービスが始まり、ユーザーがブラックジャックストラテジーを有効活用できると期待される。

案内サービスの対象は、キウムリワードの付与対象である個人と中小企業であり、特許庁の電子出願ウェブサイトの特許路にて3月5日から申し込み※できる。
※（申し込み方法）特許路→My特許路→便宜サービス→案内サービスの項目を選択→知財ブラックジャックストラテジー（キウムリワード）の付与内訳を通知

特許庁の産業財産情報政策課長は「ブラックジャックストラテジー案内サービスは、ユーザーの利便性を高める一方、知財ポイントの市場活性化を図ることで、手数料の納付への負担の解消につながることを期待する」と述べた。